不動産業において必要な感覚とは、
●その立地ならいくらなら買いだなー
●その場所ならいくらくらいの賃料だなー
●投資マンションでその場所は絶対あかんわー
●その最寄り駅で、その戸数、大丈夫か?
などなどです。
そういった感覚はやはり経験が必要です。
まして、地方の方が東京のイメージ、大阪のイメージはやはり難しいでしょう。
これに関連し、特に最近気になっていることは、投資用の新築マンションの立地がドンドン悪くなっていることです。
ホントの一等地に建てれば、費用が莫大にかかり販売価格に反映される。
立地の悪いところに建てれば、賃貸が付かず、オーナー様のリスクが増える。
と、まぁざっくりこんな状況ですね。
金融機関は、当然、融資を取りたいので少々の案件は販売会社の優劣で結構な額のローンを通してしまいます。
たまに、ご相談頂くお客様から、
「○○○○がその金額で融資しているから、その金額の価値があるんじゃないの?」
と、質問されます。
確かに、その一面はありますが、価値 = 価格 ではないという事を知ってなければいけません。
物件の相場価格などもやはり経験が無いとなかなか掴めないものですね。