あるお客様の事例です。
約2年前に中古アパートを購入されました。
購入された理由は、区分で所有されておられる物件の収支が悪く、そのマイナスを補てんする為です。
中古アパートはサブリースで毎月のキャッシュフローが約10万円プラスの為、なんとか区分のマイナスは穴埋め出来ていたみたいです。
しかし、3か月前から空室が増え、リフォーム代の負担もあり、一気に収支が悪化し、しかも、サブリース金額も下げると管理会社から通知が届きました。
購入時には、販売会社から、
「人気の地区なので空室はあまりない」
「家賃相場が安定している」
などの事を聞かされていたみたいで、騙されたかも知れないとご不安になり当社にご相談頂きました。
当社独自で調査させて頂くと、購入時から空室が約半数戸あり、中々満室にならない物件みたいで、それらを買主には隠していたみたいです。
サブリースなのでそれらの情報を出さなくても良いのかも知れませんが、明らかな利回り操作?の様に思えて仕方ないです。
このような相談は年々増加し、社会的な問題にもなっております。
アパートとなると金額が大きい分、修正できない案件になることが多いです。