「自己資金0円でスタート出来ます!」

 

「自己資金0~始めるアパート経営!」

 

「自己資金0円で資産〇億円」

 

このような広告を最近はよく見かけますね。

 

果たして本当なのか・・・

 

スタート時にはお金がかからなかったが、数年後には家賃の下落、空室、リフォーム代の負担などで、収支がマイナスになり大きな損失に転じた、というお話はよくあります。

 

更に、不動産資産〇億円あっても借り入れが大きくあるのであればそれは、「純資産」の構築とは言えません。 (資産と負債のバランスが非常に大事です)

マイナス金利の影響で、今は非常に個人の方でも投資不動産ローンの取り組みがしやすくなりましたが、全ての金融機関がお客様の健全な借り入れ総額を守っているのかと言えば決してそうではありません。明らかに貸し過ぎの銀行もあります。

現状では、これから金利の上昇や物件の収益低下によってバタバタと倒れるオーナー様は増加していくことを金融機関は懸念し、融資の締め付けを少しづつ始めております。

 

自己資金があれば、融資時の条件や借り換えなど比較的良い条件でスムーズに行うことも可能ですが、自己資金が無い場合、更に、所有物件の収益力が乏しい場合は借り換えも難しくなります。

 

不動産投資を始める際、 「自己資金がかからないから・・・」 という安直な考えで購入することは絶対にやめておいた方が良いですね。特に高額な新築は✖ですね。