34年ぶりの日経平均高値更新、新NISA、FANG、半導体関連株、宇宙産業、生成AI、一生一緒にエヌビディア…。
世界経済ではインターネット黎明期のようなゲームチェンジが起こって明らかに世の中のしくみが変わるのはわかるが、どう変わるかわからないから、強いテーマは広く大きく買われています。
こういう時は投資を始める絶好のチャンスだと思いますが、ビギナーが巻き込まれやすい記事を僕が実際に書いて紹介します。
2024年の相場がタイヘンなことになってきました。
2月17日の夜にスクショした僕の個別株口座のパフォーマンスです。
特筆したいのは米国株のパフォーマンスで10月末は−10万円程だったと記憶しています。更に！
年末にはとっくにプラスに転じて、含み益は27万円程でした。
と、言うことは…たった
1ヶ月半で50万以上の利益を叩き出しました！
凄いぞ半導体株！凄いぞ生成AI！FANG最高！
一生一緒にエヌビディア！＼(^o^)／
更にさらに！
世界中がエヌビディアの決算待ちでポジションを落としたので僕も70万程一部現金化！
市場は下げていましたので下がったところで
エヌビディア決算前に少し仕込んで、決算後に米国主要株等買い増しし…結果は！
なんと！
含み益4,000ドル突破です。
為替の影響で一時は83万円まで利益がありました！
たった2日で20万プラスなわけです！
これはとんでもない相場です。
半導体と生成AI！20年ぶりにやってきたゲームチェンジ！
強いテーマがある時にそれに乗って儲けるのは株の定石です！
今のうちに始めないととんでもない機械損失です！
株を持ってないと物価の上昇にはついていけません！
今、株を買わないでいつ買うんですか？
電気もガスも、ガソリン代だって電車賃だって上げ止まってないでしょ？
僕はあなたの生活をまもりたいから、なんとかしてこの事実を伝えてるんです！伝えたいんです！
投資を始めましょう！！
と、まぁ、アフィリエイトに繋げるわけです。内容に嘘はありませんし、僕が実際とった行動です。知識のある人はもっとうまく表現できます。
PV数や視聴回数稼ぐための煽り文句で読み手にうったえていきます。煽られる前に冷静になって誰が得するのかしっかり考えてみてください。
では、積み立て投資家が同じ事実を基に記事を書いたらどうなるのか？
34年ぶりの日経平均最高値更新、半導体株や生成AIの盛り上がり、ITバブル以来のゲームチェンジがおこりました。
今年に入ってNISA成長投資枠を150万円程を埋めただけですが、アメリカ株高騰と日本株はQPSの急騰がありましたので70万円程含み益が出ています。
そんな中でも積み立て投資家は淡々と買い進めるだけです。
エヌビディア決算前に市場から資金が引き上げられる動きが出ていたので、自分も「どうせ特定口座持ち分をNISAに移さないといけないから」と、全世界株を少し売りました。
エヌビディア決算前、2月21日朝です。QPSが大きく下がったのもありますが、注目して欲しいのはアメリカ株含み益です。先週から1000ドル近くも下がっています。
ここでも、淡々と資金をNISA枠に移しました。
そしてエヌビディア決算後のアメリカ市場で
一晩で1200ドル増でした。しかし、増えたからと言ってなにかできるわけではなく、僕には見ているだけしかできません。
毎日淡々と仕事を続けていくだけです。
しかし、積み立て設定して日々を過ごすだけで、市場の成長についていけるのがインデックスの積み立てです。別に一括投資で20年以上持っているのも同じです。大きい資金が無いから積み立てなわけです。
もちろん！リスクもあります。
今、大きく上昇しているのは、アメリカ主要株で、世界株インデックスでもその主要アメリカ企業が時価総額の6割近くを占めていることになります。
それでリスク分散ができているかと言うと、疑問ではありますが、それは「今」だからそうなわけで、AIブームが落ち着いて、ビジネスモデルが見えてくると落ち着いてくるはずです。
今後どうなるかわからない、市場も適正な価格がわからないから上昇する。（適正価格がわかるならそこの価格から動かない）わからないから積み立てで買い進むわけです。
行動の根拠は
長い目で見れば経済は上昇と下落を繰り返し成長し続ける。
どこで上がるか下がるかわからないから積み立てで買い進む。
こんな感じでインデックス投資は
パッシブ（消極的）投資
と呼ばれていて、面白くもなんともない投資です。
どちらが読み易かったでしょう？書く側も読み手の気持ちを煽った方がPV等を稼げます。
誰が得する文章か？
投資の世界は資金力を武器に狩って来る猛者とビギナーも闘わなくてはいきません。
投資を経験して勉強する為にも慣れる意味でも少額から積み立てする、面白くない投資をすることをおすすめします。
では