確率の偏りって本当に酷い… | たんぱつおやじのパチンコ雑記

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甘デジをメインに稼働しています。正攻法を身に付けてから、仕事の傍ら毎年1000Kほどの収支を残せるようになりました。


あまり大したことは書けないのですが、何かしら参考になれば嬉しいと思ってます。

パチンコから離れ、ジャグラーを月に数回ほど触るようになって約2年経ちました。

ガチ稼働だったパチより、楽しみながら打っています。

しかし、「負け=つまらない」「勝ち=楽しい」というのは、もはや身に染み付いてしまっているので、最低限の努力はしています。

その努力は何かというと、本当に当たり前のことです。

「台選択をいい加減にしない」
「小役はきちんとカウントする」

パチスロで勝つためには、機械割が100%を越える台を打ち続けるしかしかないので、この二点だけはサボらないようにしています。

僕が主に稼働しているホールさんは、近所の中高年がメインの客層なので、スロプロみたいな人はあまり見かけません。

客付きもなかなかなので、お店にまだ余裕があるのでしょう。結構ジャグラーの扱いは良いと思います。

とは言うものの、やはりほとんどは設定1か2なのは確かです。

その中から、良さげな台を何とか探しだし、「行ける!」と思ったときだけ稼働を続けます。

その判断の最大の材料が、前に触れたように小役、主にブドウの確率です。

何故なら、分母が小さく、試行回数も積めるので、ボーナス確率よりは余程あてになると思っているからです。


さて、ここで話は表題の件に移ります。

以前甘デジでガチ稼働をしていたので、しっかりとデータを採っていました。

甘デジは設定があるパチスロと違い、分母が約1/100ほどで固定されています。

まぁ、その確率の偏りの酷いこと、酷いこと(大事なことなので2回繰り返し)。

ほんの数回の試行回数なら、目を疑うような数字が現れます。

1000回して当たり3回なんて当然のように起こりますし、逆もまたしかり。狂ったように確率分母以内で引き続けることもあります。

ジャグラーがパチンコに比べると試行回数は多いとはいえ、1日100回にも届きません。

例えばデータ機器に表示されているボーナス合成確率が設定6を示唆する1/120だったとします。

これが8000G以上の結果なら、ある程度は信頼できるでしょう(あくまで可能性が高いだけですが)。

しかし、これがほんの1000~2000Gほどなら、低設定の鬼引きの可能性はかなり高い。

しかし、その2000Gの間にブドウが300ほどカウントできます。

300回でもブレはありますが、20回にも満たないボーナスに比べると余程信頼できます。

まあ僕は疑い深いので、ボーナスと小役両方の結果が揃わないと高設定だとは思えないだけですが。

ここで拙いながらも、僕の実体験を。

昼頃からホールに出向き、450GでBIGが2、バケが2のミラクルジャグラーを打つことにしました。

低設定なら1/400を越えるバケを、450ほどで2回を引く可能性は低いからです(あり得ることではありますが)。

ここで一番の頼りになるのは、小役の確率。

ボーナスはある程度無視して、小役に設定の判断を託します。

出だし100回のブドウはなんと1/5を切りました。流石に引きすぎですが、低設定よりは高設定の可能性が高い。

ボーナスはBIGを2回にバケを1回引けてます。

そこから100回毎にブドウの確率を確認しながら回していきます。

このようにブドウをしっかりカウントしていると、確率の偏りの酷さも実感できます。

三連続1回転で引くこともあれば、3回引くのに75回転かかったこともありました。

約1/6が1/25です。こんな偏りは短期間ならどんな確率分母でも起こり得ます。

そして、300の時点で1/6.1ほどです。設定6で1/6.02。5で1/6.25。

5以上の可能性は非常に高い(しつこいですが100%ではありませんが)。

ボーナスはビッグを狂ったように引いて、1/150を切っていました。それに比べてバケは1/550を越えています。

ブドウを採っていなければ、低設定のビッグの鬼引きに見えますが、ブドウから設定5以上の可能性が高い。

単にビッグを引き過ぎて、逆にバケが引けていないだけと判断して続行を決めました。

そして結果ですが…

総G数→6109G
BIG確率→29回で1/210.66
REG確率→19回で1/321.53
ボーナス合成→48回で1/127.27
ブドウ確率→1005回で1/6.08

これだけ揃えば多分5か6だと思います。

しかし、それでも100%とは言い切れません(閉店時でいいから、お店の人が教えてくれんかいな)。

そこがパチンコと違うところなんですよねぇ。


小役をカウントすることは、そんなに負担になりません。今は便利なスマホアプリが揃っているので、確率も勝手に出してくれます。

今の僕の立回りの基本はいくらボーナスが引けても、小役が悪ければ止める。

逆に小役が良ければ、ボーナスが引けなくてもある程度は様子を見る。

この立回りの根拠になっているのも、確率の偏りの酷さを散々体験しているからです。

前述のミラクルジャグラーも酷いものでした。

バケは最大1000ほどハマリ、途中確率が1/600に近づいたりしましたし、ビッグも大概でした。

4000Gで24回引き、確率は1/170を切っていましたが、その後の2100Gでは700越えを2回くらい5回しか引けず、この間の確率は1/420ほどです。

この2000G(ハマリの塊)がいつ現れるかは決して分かりません。

今回は現金投資の際に来なかったのが幸いでした。最初に食らっていたら、心の余裕とお金が尽きてしまいます。

等価で期待値が確定していたら、いくらでも現金を入れます。パチンコでは主にそうしていました。

でもジャグラーを打っている今は違います。

等価ではなく、貯メダルは使えない。

設定は「多分」で確定ではない。

だから今は1日での最大投資は30Kまでにしています。

過去のパチンコでの経験と、この2年のジャグラーの経験で立回りの基本は確立できて、結果も残るようになりました。

まあ、色々言ってますが、
「機械割が100%を切る設定の台を運任せに打たない」
というだけのことですが。


パチンコもパチスロも確率を利用した遊技です。

確率を理解しなくては、目先の偏りに惑わされて酷い目にあってしまいます。

負け続ければ、楽しいパチスロも打てなくなってしまいます。

楽しむ為には、やはりある程度の努力は必要なのはどんなことでも変わらないんでしょうね。