表裏一体 | たんぱつおやじのパチンコ雑記

たんぱつおやじのパチンコ雑記

甘デジをメインに稼働しています。正攻法を身に付けてから、仕事の傍ら毎年1000Kほどの収支を残せるようになりました。


あまり大したことは書けないのですが、何かしら参考になれば嬉しいと思ってます。

何回か話題に挙げた同僚が、最近絶好調だそうです。


独自に打ち方を編み出したそうですが、
「じゃあ、今年の収支は浮いたの?」
と尋ねると、
「収支をきちんとつけてないから分からない。でも多分まだ負けてる」
だそうです。



言っちゃ悪いですが、見事な「養分思考」ですな。



パチンコ(デジパチ)は確率を利用した遊技です。


きっちりした数字(期待値)を出さずに適当に打っていても、余程幸運に恵まれない限り、最終的には自分の行動(期待収支)に相応しい数字に収まります。



たまたま続いた良い偏りに目が眩んでいても、それが延々と続く訳がありません。



前も述べたように、1日に通常時を1000回転も回さないような稼働を続けていれば、それらしい数字に収まるにしても、時間がかかります。



週に1、2回程しか打たないなら、専業さんが数日で回してしまうような回転数に、1ヶ月以上かかってしまうこともあります。



なので、偶然訪れた良い偏りに浮かれていても、次の数ヶ月は痛い目に遭う危険も十分にある訳です。



上から目線ですみませんが、「勝つ人」と「負ける人」の差は、「良い偏りと悪い偏りは紙一重」ということが理解できるかどうかというところにあると思えて仕方がありません。



最近は突入率50~60%ほどのVSTの機械ばかりです。

それで裏目を食らって
「確率詐欺だ。有り得ない」
なんて嘆く人を多々見かけます。



そんなものを見る度に
「どうして自分に都合の良いことだけ起きると思うのかね?」
と不思議に思ってしまいます。


前々回で「ダンバイン(甘)」の稼働の例を挙げました。


この機械はST直撃が35%で、所謂通常が65%です。



僕のST直撃割合は1/12の上に、通常が11連続の後にようやく35%を引きました。


「いい加減にしてよ」
とは思いますが、
「有り得ない」
とは決して思いません。



だって考えてみて下さい。

これが確変割合65%の機械で、11連続確変を引いたら、
「有り得ない」
なんて思いますか?



以前も述べたように、確変60%の機械でも純正10連以上したことも何度もあります。

これが、「良いことと悪いことの割合が入れ換わった」 とたんに、「有り得ない」ことになる訳がありません。


厳しい言い方をすれば、パチンコで負け続ける人達は、
「自分にとって都合の良いことだけ望み(そこには何の努力もない)、そうでないと駄々をこねる」

という、おもちゃを欲しがって泣き叫ぶ子供のようなメンタルの持ち主ということになります。


少し厳しい見方かもしれません。


でもパチ屋で周囲を見渡せば、「台をどつく」など駄々っ子と変わらないような行動をする人を沢山見かけます。


「当たらない」、「続かない」


当たり前のことです。


毎回毎回、都合の良いことだけが起こる訳がありません。


確率の偏りは「パチンコの醍醐味」です。


長くパチンコを打っていれば、「壊れたのかな?」と思うような連チャンを味わったことがある筈です。


ならば、「なんじゃこりゃ」と思うようなクソハマリだって起きても仕方がありません。



浮かれている同僚を見て、
「この人には多分何を言っても無駄なんだろうな」
と、諦めの気持ちになってしまいました。



悪い人ではないので、
「これから大火傷しないとよいな」
とは思いますが、これ以上助言を与える気にはなれません。


何を言っても無駄だからです。


これからもっと酷い目に遭えば、目が覚めることもあるかもしれません。


所詮「自分で経験したことでなくては、心から納得はできない」というのが僕の考えです。



でも他者の意見で、考え方が変わる人もいるでしょう。



そんな人達にとって、少しでも役に立てばよいなと思って、こんなつまらないブログを書いてます。



パチンコで人生を踏み外す人もいるでしょう。



でもパチンコは基本的に楽しい「遊技」です。


正しい知識と節度を持てば、常識の範囲内のお金で楽しめます(最近の4パチはその次第ではないかも)。



目の前の台は「単なる機械」であって、その結果に打ち手の願望が影響を与えることは決してない、ということだけは忘れないようにしたいものです。