ワクワクを与えたい! | 管理者便り

ワクワクを与えたい!

営業パーソンとして現場を回っていた当時、常に意識をしていたことがありました。
いまでも取り組みがありますが、当時からピーアンドエフでは従事するメンバーひとりひとりが仕事を行う上でのモットーとなる「個人の与え」を提唱していました。

※モットー:行動の目標・指針として心がけているもの・またその言葉


当時の私の与えは「ワクワクを与えます」でした。※いまは変えています。


営業パーソン1年目、顧客に言われたある一言がキッカケとなり、その後約10年近くに渡り自身の営業活動また仕事をするうえでの土台の考え方となったのです。

その一言とは「渡辺さんと話しているとなんだかワクワクしてきますね!」でした。


さて、このワクワクを与えるという行為には様々なことがありますが、特に意識していた点は「未来を語る」ということ。
顧客と対話を重ね、"顧客の問題や課題が解決された未来"を一緒に創り上げていくこと。共にイメージをすることを強く心掛けていました。


何故なら、"顧客は営業パーソンが売りたいと思っている商品やサービスが欲しいのではなく、それらを買った(もしくは利用した)事で得られる"未来"に期待を寄せる"からです。


もちろん現実的か、実現可能かは重要ですが、それ以上に理想とする姿をどこまで一緒にそして鮮明にイメージできるかが最も重要なのです。


その為に、顧客のニーズをしっかりと、より深く聴き出し、深掘りしていくことが大事。

 

ただ漠然とヒアリングを重ねる営業パーソンもいるようですが、それでは顧客の理想とする未来(成果)は描けず、顧客にフィットした提案もできないでしょう。


これらは新人だろうが玄人だろうがあまり関係はなく、重要なのは顧客の未来を共に描き(寄り添い)、目指す方向へ一緒に進めるか…なのですから。


あなたは仕事を通じて顧客に、関わるメンバーにワクワクを与えられていますか?
共に未来を描くために相手の事をしっかりと興味を持ち、ヒアリングができていますか?
そして、顧客であれ、業務であれ、会社であれ、人生であれ、その相手と共に未来を描く努力をしていますか?



渡辺