会社を正しく回すため
会社、組織は成長発展のためいつでも顧客の担当替えやあらゆる人事異動ができる体制でなければならない。
そのため、日頃我々が意識すべきこととして「人に仕事を付ける」のではなく、「仕事に人を付ける」ことをしなくてはならない。
“人に仕事を付けて”しまうと、やがてそれは会社や組織の仕事からかけ離れその人の仕事となって、仕事の実態が見えなくなる。
「この仕事は○○さんしか出来ない」なんて仕事は一見して頼られているようで聞こえはいいかもしれないが、そのような仕事だけしかつくれない個人や組織ではハッキリ言ってダメなのである。
逆に、“仕事に人を付けて”しまえば、誰のモノでもない組織や会社の仕事となる。
つまりは、個人に於いても同様に組織や会社の仕事として、またその代表として顧客のもとへ出向き、対応を心掛けるようになる。
『仕事に人を付けて』いれば、会社はいかなる時も正しく回るのだといえる。
渡辺直貴