悪い種を巻くな!!! | 管理者便り

悪い種を巻くな!!!

『良い時に程悪い種をまいている!』


代表より頂いている言葉であるが、今まさにその時期だと感じている。


正直、業績結果に関しては、まだ良いのか悪いのかという判断は下されていない。しかしながら、『お客様視点』を徹底し、第1四半期からの積み重ねの成果が一気に花開き、今まで経験したことの少ない超繁忙期を迎えている。特に、販売商品が変わっているために、考えながら悩みながらなの業務が更に輪をかけている。


こんな時ほど、悪い種をまく事をしてしまっている現状があるのではないかと懸念される。


代表からも波があるとご指導いただくように、僕自身も仕事に関しては『ツキ』があると思っている。ついている時は実力以上の成果が作れ、ついていない時は実力相応のもしくは以下の成果になる。そして、運は引き寄せたり生まれ持ってのものがある反面、ツキは自分では触る事の出来ない部分にあると思っている。


そして、このツキのある時に、自分の実力を過信し、悪い種をまくのではないかと思う。信頼関係の構築などは、毎日の『基本の積み重ね』しかない。自分の実力を過信した瞬間に、この積み重ねを怠ってしまい、怠っても問題など左程ないのではないかという錯覚に陥ってしまう。


今、超繁忙期となるくらいお客様から本当に色々なご要望や依頼を頂いている。


ただ、これは決して実力で力で頂いているものではない。たまたま、出会う事の出来たクライアントから、たまたま、お仕事の相談を、たまたま、タイミングがあって、たまたま、ご依頼頂いているだけである。スキルの低い我々が今意識しなければならないのは、そんな時ほど、基本を徹底し更に信頼を積み重ねていくという事である。満足前提で基本を徹底した場合には、当然断る必要もある事も多々あるはずである。


そもそもが、今仕事量が多いというだけで、『良い時』なのかどうかは判断に苦しむ。大改革の真っただ中であり、業績結果=市場の判断としては決して『良い』とは言えない部分がある。だからこそ、『悪い種を巻くな!!』=『信頼関係構築を大事にせよ!』=『基本を怠るな!』という事を改めてこの年末商戦を迎えるにあたって深く深く胸に刻み込んで行く必要がある。


佐野太祐