顧客満足を成し得るための従業員満足について考えてみた | 管理者便り

顧客満足を成し得るための従業員満足について考えてみた

企業が社会に対して存在して行く中で様々な事が求められるが、その中で社内でもよく聞かれる「顧客満足」と「従業員満足」があるが今回は「従業員満足」について少し考えてみたい。
従業員満足と聞いて皆さんは何を思い浮かべるだろうか?
給与待遇?休み?時間?作業条件?それとも人間関係?会社から言い渡される方針や戦略か、、、まぁ、それも一理あるだろう。
しかし本当の意味で従業員(ピーアンドエフではメンバーだが)が満足して働いている姿ってどんな感じだろう?

そう考えていくと恐らく、"イキイキとした職場"であったり"遣り甲斐に溢れてる感じ"とか、、そんなイメージになるんじゃないだろうか?つまり一人ひとりが「やる気」に満ち溢れている状態ってことだろう。

実は、先に挙げた給与待遇や人間関係、例えば福利厚生の充実などは、心理学的に考えるとあくまで「衛生要因」といって"不満を予防するためだけの歯止め役しか果たさない"のである。(参考:ハーツバーグの動機づけ要因論)

要するに組織を良くしようとか、従業員満足を引き上げようと考えるなら、一人ひとりの「やる気」をどう引き出すか(やる気がない人は絶対にいないので)に注力する必要があるということ。"動機づけ"というやつだ。これは僕らが日頃プロモーションという仕事をやる上では欠かせないフレーズと一緒だ。

さて、その動機づけの主な要因を以下にいくつかあげてみよう。


(動機づけ要因)
・達成感が持てる
・能力が活かせる
・仕事を任せられる
・人間的に成長


その反対に、単なる不満の予防要因は、

(衛生要因)
※不満を予防するためだけの歯止め役しか果たさない

・福利厚生
・給与、処遇
・作業条件
・人間関係
・方針管理


これらの要因を組織活性化のステップとして、見出していくことがいわゆるイキイキとした職場や遣り甲斐に溢れてる感じってのを生み出していく訳だ。
これが何より顧客満足や企業における業績のアップに繋がるという意味で従業員満足という要素が企業の発展には欠かせないと掲げられているのであると考える。

一人ひとりが如何にしてやる気をより引き出す事ができるか!?そんな職場づくりに僕は挑戦していく‼


watanabe