仕事ぶりを見直す
先日の朝礼の中で社長からコストについての話があり、プロフィットコストと
ロスコストの2種類があることを改めて教わった。
特にプロフィット、つまり利益となるコストは大いに使い、ロス、つまり損とま
で言わずとも利益につながらないコストは徹底して減らすということであった。
コストと言うのはそもそも事業を行っていく上でのかかってくるものであるか
ら、使わないと利益は出ないし事業は回らないはずである。
そこにロスコストと言われるものが存在するのはなぜかということを理解して
おかないといけない。
重要なのは利益につながっているのかどうかということであり、利益が出な
ければマイナスの仕事になるからである。
簡単な例えでいくと、遠方の電車を乗り継いで行く、あるいは特別料金を支
払って行くしかないような所に行くのはいいが、何の成果も無かった、次も無
いというような結果になったらその費用は全くのムダである。
しっかりと事前準備をし、目的を持って行けば何らかの成果を得、先々で取
り返せることも可能であろう。
このことからもわかるように、お金は使いようである。
使い方がプロフィットかロスなのかを決める。
注意しないといけないのは、そういった費用はどれだけかかっているのか、
使っているのかが見えにくいため、深く考えないまま、準備計画しないまま
行動をすることでドンドン使ってしまうということである。
同時にこれはお客様の側からしても同じことが言える。我々が頂く仕事はお
客様からすればコストである。
それをプロフィットにするのもロスにするのも提供側に大きく委ねられている。
単に安かったというだけではなく、手間暇かからずにできたならそれはコスト
カットに繋がっており、その分の満足度は高まる。
基本的なことであるが、改めて自分達の仕事ぶりをしっかりコスト感覚を持っ
て見直さなければならない。
TERAUCHI