心ここに在らざれば・・・ | 管理者便り

心ここに在らざれば・・・

視れども見えず、聴けども聞こえず、食らえどもその味を知らず
 
これは、四子書の大学にある有名な言葉で、幸せを感じる為
には、過去の憂いや未来の不安に囚われず、一所懸命に
“今”を生きる事が肝要である、という様な意味で記されている。
先日の朝礼で、この話を引用して、少し伝えさせてもらったが、
今期方針の一つ、『お客様の声を聴く』を全うする為にも、
心が“どこ”にあるかが、何よりも重要になる。
 
上記表現と若干異なるが、心を“ここ”に、正に“今”に集中
させる為には、過去の体験を着実にプラスに転じさせ、未来に
得られる、または提供出来る成果を得る為という意図や目的を
明らかにしておかねばならないと感じる。
 
お客様の声を聴くという事が目的となり、“ここ”の心になって
しまっていては、やはり、聴かせて頂いても、聞こえる事はない。
ましてや、
聴く事が目的になっては、確実に真のお客様の声は聴けない。


お客様の声を聴かせて頂くその先にある目的と意図、具体的な
更なるお役立ちを、“ここ=今”とする事が全て始まりであるかと
強く感じる。
その上で、一所懸命に聴けば、自ずとお客様の声は聴けるし、
一緒懸命に視れば、様々なものが観えてくるのであろうかと思う。
改めて“今”を、明らかにしていこう!
 
 
新 博明