「可能性」を可能にさせるには | 管理者便り

「可能性」を可能にさせるには

最近今まで経験したことの無い問題に当たり、かかりっきりになって
いるが、この問題の本質的な要因はどこにあるのかを考えていた。
原因となることは色々あるわけだが、問題が発覚してからの対処にお
いても問題が発生しており、それらを総合的に見ていくと見えてくる
のが「情報の不確実さ」と「予測の甘さ」にあることがわかる。

前者は先週書かせてもらった通り、情報が伝わる際に主観が混在する
ことにより起こる。
後者はそれを見越して、あるいは経験したことのないものに取組む際
に、当然情報が少ない中で確実なものを作ろうとするのであれば「可
能性」を図りながら進んでいくことになるが、それが甘いということ
である。

可能性も現在わかっていることから推測をして確率を立てることがで
きるわけであるが、その確率の立て方が甘いということであり、引い
てはその対処ができなくなり、明らかな失敗となる。

「仕事をする上でどのような予測を立てていますか?」



寺内 不二郎