朝日文庫
物事の本質をみるためにも
「考えること」を疎かにしたくないと日々思っています。
そんな中、今回出会ったのが『考え方のコツ』
『暮らしの手帖』編集長:松浦弥太郎さんの著書
『暮らしの手帖』は
丁寧に、とても愛情込めて作られているのが分かる雑誌ですよね。
その編集長をされている方・・・興味わかないはずがない
「思考術」 「想像術」 「コミュニケーション術」
「時間管理術」 「グローバル術」
これらについて松浦さんの経験に基づいた考えが
綴られています。
○○術 といっても難しいことは書いてないですよ
表題の「考えるコツ」だけではなく
「人生を生き抜くコツ」が書いてあるんです。
しかもサラッと。呼吸をするようなさりげなさで。
特に「コミュニケーション術」は私にとって秀逸
年齢を重ねるに従ってコミュ術の難しさを感じている私。
世の中にコミュ術の本は数々あれど、
この本ほど本質をついているものに出会ったことはないです
自分の生き方・原理原則、大人としての「マナー」をきちんと身につけていれば
コミュ術は あーだこーだ考えるものではないようです
相手の気持ちを想像できる力があれば、大丈夫
(詳しくはお読みくださいな)
「コミュニケーションでは「人に花を持たせる」という意識が常に大切」
この一文、大好きです
きちんと自分の芯を持って、あきらめずに、自分の頭で考え抜くこと。
これを手を抜かずに継続していれば、
日々起きる様々なことに柔軟に対応していける、と。
松浦さんは、今の自分の仕事でどうやって社会に貢献できるか、と
常に考えているそう。
でも、この本を読むと良く分かります、
松浦さんが自分のぶれない原理原則をもって、
肩の力を抜きながら、仕事・人生を楽しんでいることが。
私の人生のこのタイミングで松浦さんの著書に出会えたことに感謝
神様が私に与えてくれた1冊です