2月15日(日)。 日曜講座。 | おかぽの中庭

2月15日(日)。 日曜講座。

2月25日(日)。
 
午後6時ごろの町田駅前。
 
 
 
 
この日、昼間はずっと3℃、4℃で推移していた。
 
午後10時を過ぎて、5℃を超えた。
 
夜のほうが少し暖かかった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
この日の日曜講座は、上のクラスでは荒田洋治氏の文章を
学習した。
 
2019年に亡くなった荒田洋治氏。
東大医学部(薬学)卒。NMR(核磁気共鳴)という計測法で知
られる。
 
 
 
私は、この世代の方たちの文章が好きだ。
 
気難しいが、一本筋が通っている。
 
いわゆる「大人」である。
 
 
 
 
 
2002年に書かれたこの文章でも、日本社会の幼児化を憂い、
本当のプロフェッショナルを尊敬する社会にすること、威厳のあ
る自己を確立することを提唱していた。
 
 
記述問題では、設問に従い、順を追って必要な項目を文章か
ら拾い上げる練習をした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
伊集院静氏のインタビューを、改めて文章で再読した。
 
「小説に哀しみに暮れる人を救うことはできない。ただ、寄り
添うことはできる」
 
傑作短編集の刊行の時の、2023年のインタビュー。
 
ここにも、大人がいた。
 
 
 
 
 
「幸せな情景は似たり寄ったりだが、哀しみは、それぞれ違う
風景と表情を持っている。」
 
 
 
 
 
 
この、伊集院静氏の言葉を読んで、トルストイの言葉を思い出
した。
 
 
 
 
 
 
 
 
「幸福な家庭はどれも似たものだが、不幸な家庭はそれぞれ
に不幸である。」                 トルストイ