雪。 続編。

２月５日（月）。

午後８時半すぎ。

校舎を出ると、このありさま。

よく降ったものだ。

この地域で、これだけ降ると、転倒事故が多発する。

明日の朝の通勤・通学が心配になる。

ずっとずっと前(笑)、仕事で、１月８日に札幌への一泊二日の出

張に行ったことがあった。

夜９時すぎに新千歳空港に到着すると、一面の銀世界だった。

大袈裟ではなく、一面の。

車道も、歩道も、全部凍りついていた。

タクシーで札幌市内に入ったが、やはり路面は全部凍結してい

て、信号で止まる時も、左右に横滑りしながら停止する。

雪国のドライバーは、さすがに慣れていると驚いた。

次の日、仕事を終えて、帰路につく前に百貨店の靴売り場に

行ってみた。

当時、リーガルの革靴にこだわっていて、その日もリーガルコー

ナーに行った。

よく見るリーガルの定番の靴を見ていた時に、靴底がギザギザ

であるのに気づいた。

そうか。

こんなところも、雪国仕様になっているんだ。

若い私は、そんなことも知らなかった。

気密性の高くない住居。

靴底がつるんつるんのスニーカーや革靴。

そりゃ、寒いよな。

そりゃ、雪で転ぶよな。

受験の週が暖冬傾向で、助かった。

昨日書いた、このイラストを描く生徒、見事に第二志望の

合格を取った。

おかざんずの生徒も、第一志望の合格を取った。

しかし、他の生徒は今日は良い結果を得られなかった。

受験の残酷なところだ。

決して嬉しい報告ばかりではない。

でも、最後まで挑戦したという自分の歴史には、誇りを

持ってほしいと強く思う。

思い返すと涙が出るほど、みんな頑張った。

今は、体を休めてほしい。

人が少ない町田駅前。

ここでは、何人もの人が滑りそうになっていた。

こういう雪の溜まり方になっているところは、特に危ない。

明日の朝が心配になる景色だ。