サッカー日本代表の皆さん、お疲れ様でした。 | おかぽの中庭

サッカー日本代表の皆さん、お疲れ様でした。

 

『日本×クロアチア』戦終了後、客席に残っていた日本代表

のサポーターに、深々と頭を下げる森安監督。

 

 

本当にお疲れ様でした。

 

 

名将西野監督から引き継いで4年間。

 

 

トップと若手の両方の監督をしながら、選手の心をつかんで

きた、苦労人。

 

 

これだけ海外でプレーして個の力を高めた選手が多いなか、

日本人監督のコミュニケーションの良さが、チームをまとめて

いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そういえば、スペイン戦を、日本代表監督を務めたジーコ氏

が観戦していた。

 

 

2022年5月、富山県射水市で、

 

「もはや、国の名前でサッカーをする時代ではないのだ。」

 

と発言したことは、心に残っている。

 

 

 

 

 

その通りの2022ワールドカップになっている。

 

ブラジル代表は、いつもの通り、いや、いつもよりも相当強

いチームだが(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2014年ブラジル大会の時の日本代表監督ザッケローニ氏

は、カタール大会ではFIFAの技術顧問として活躍されている

そうだ。

 

 

「私が知っている日本代表は、自らのプレーをするチームだった。

だが現在は相手にプレーをさせるチームになったと言える。

私が見慣れていた日本代表とは異なる。」

 

と、日本代表の変化(成長?)に、驚いているような発言をしてい

た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今年の5月に亡くなったイビチャ・オシム氏が、今回の日本代表

の試合をご覧になったら、どのような言葉を発しただろうか。

 

 

 

 

 

日本代表が、クロアチア戦に負けたあと、日本代表にたくさんの

ものを植えつけて下さった歴代の名将たちのことを考えていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

初戦からずっと献身的な動きを続けていた前田選手が、クロア

チア戦で先制のゴールを決めた。

 

とても嬉しかった。

 

報われたと感じた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ベスト8という『新しい景色』は見られなかったが、日本代表の

未来への『新しい景色』を、確かに見た。

 

まちがいなく見た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本代表が先制したことで、試合巧者のクロアチアが、ハイプ

レスを強化し、ミドルレンジからのクロスを多く試した。

 

三苫と伊東純也は、徹底的に研究されマークされた。

 

特に三苫は孤立させられ、いつもの仕事ができなかった。

 

途中出場のキーマンがマークされた時の活かし方は、デザイン

されていなかった。

 

前回大会の決勝トーナメントで、2度PK戦で勝ち上がったクロア

チアに比べ、日本代表はPKには不慣れな様子だった。

 

 

 

 

 

 

 

試合後の取材エリアで、三笘選手は、

 

「PKを蹴った責任はある。迷惑をかけたと思います。」

 

と語っていた。

 

長友選手によれば、PKを外した選手は、泣いていたという。

 

誰にも、迷惑などかけていない。

 

勇気を持って、PKに挑んだ選手達に、R・バッジオのこの言葉

を贈りたい。

 

「PKを外すことができるのは、PKを蹴る勇気を持つ者だけだ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「自分達はやれるんだ!」と、強く信じた人間の強さを見せて

くれたことが、今回の日本代表の一番のメッセージだったと思

う。

 

 

1985年、木村和司の伝説のフリーキックに熱くなった頃から

日本代表を観てきた(その試合には、松木安太郎や岡田武史

も選手として出ていた)が、今回の日本代表が、今までで一番

世界と互角に戦える、ワクワクする日本代表だった。

 

今の日本代表に、木村和司のようなフリーキックの名手がいた

ら、もっと楽しいだろうなあ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

長く日本代表を支えた長友、吉田に、心から『ありがとう』と

言いたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4年後に、期待している。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クロアチア戦終了後の、日本代表のロッカールーム。

机の下のティッシュの箱まで、きちんと揃えてある。

これが、我々の日本代表の姿勢だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しばらくのあいだ、私のパソコンの背景は、この写真に

決めた。