8月4日(火)。
8月4日(火)。
午後3時過ぎの空。
この日の都心の最高気温は、33.1℃(14:11)。
授業中、窓を開けると、ちょうどよい風が入ってきた。
換気。
これからの社会は、『換気』が大きなテーマになる。
一流料理を出そうと、換気の悪い店は、三流環境の店となるだろう。
先日、6年生の授業の時に、
「常に換気を意識して、マスクをしていても、相手に向かって大声で話さない。…」
という話をした時、壁型のダイソンが必要なんじゃないかな、と言うと、
「壁ソンだね。」
と生徒たち。
若い世代は、ノリがいい(笑)。
そういう柔軟性が、社会全体に必要な時なのだと思う。
『勝者は、どんな問題にも解答を見つけ、
敗者は、どんな解答にも問題を見つける。』
という、行動心理学者ロバート・アンソニー氏の言葉を、6年生の授業で紹介した。
「現状を打破しようとする人は、解答はいくらでも見つかると思っている。
現状を打破しようとせず、現状を維持することしか頭にない人は、何かやろうとすると、必ずそこにできない理由を探すものです。…」
と、勉強に対する姿勢の話をした。
その話をした夜、
『子どもたちにした話だが、今の社会にも、いや、今の社会にこそあてはまる
ことだなあ。』
という思いになった。
行動様式にとどまらず、大きな変革期の渦中にいることは間違いない。
大阪府知事の『ポビドンヨード』はフライングだと思うし、口内の常在菌まで殺菌してしまうと、かえって風邪もひきやすくなるなど免疫機能の弱体化につながるので、使い方には注意が必要だが、何か新しいことを探る姿勢という意味では評価したいと思う。
夜10時過ぎの空。
月齢14.1の満月の光は、
どんな思いで我々を眺めているのだろう
などと思いながら、
空を見上げた。