怖いんだ
真っ暗な夜が

静かすぎて
だけど
時々
音がなるんだ…

長いんだ
暗い夜も
空っぽな昼も


永遠には
続いて行かないのに


誰かを
傷つけたって
怒りを
ぶつけたって

なくならない
変わらない

どうして
こんなに
悲しくて
長く感じて
しまうんだろう

夜も昼も
心が
悲しくて
寂しくて
虚しくて
悔しくて

どうしようも
ない…

どうすれば
安らげるんだろう
そんな
あなたへ

だれもが
静かに
たたずむ時

空気も
光も
影も
あなたの心も

穏やかに
ゆっくり
大きく
息を吸う

朝のできたての
空気を

胸いっぱいに
身体じゅうに
心の
深いところ
までも

どこまでも
どこまでも
広がり
つつみこむ

そして
あなたは
少しだけ
安らげる

そんな
力があると
思う

夜と朝の
交代する
光のなかへ



あなたは
朝まで起きて?

それとも
朝早く目覚めて?

迎えますか