雷雨

川の水も

濁って

水位もかなり

高くなっていたなぁ

そんな日


夕方

大雨もだいぶ

おさまってきた

夕暮れ時


外の手すりに

なにやら…

ポツポツと見えた


よく見ると

いくつも…


1、2、3、4、5、6、7、8、9、10……11

11…

並んでる

頭を上げて

姿勢もよく

雨にうたれていたよ


ずぶ濡れても

つやつやで

平気なんだ

好きなんだね

雨が


なんだか

気持ちよさそうだったよ

仲間に入れて欲しくなった


今年生まれた

雨蛙たち

1センチくらいの

大きさだった


これから

もっと大きく

なるんだね

蛙くんたちの

成長を願うよ


こちらは
晴れた日
ご近所の蛙たち


蛙たちを
見ていて
思ったよ
雨にうたれるのも
いいね
(雨の日も好きだ)
(なんだか落ち着く)

蛙たちは
ただ
そこで生きている
雨も
ただ全てを濡らす

雨にうたれて
ずぶ濡れに
なりたくなった

君たちの
頭を上げて
遠くを
新しい明日を
見つめている
ような姿
カッコいい
(私にはそう見えたんだ)

大切なひとに
逢えない寂しさを
雨に
流したい
私の
滴も一緒に

どんな時も
君を想う










(夏休み)
(大切なひとと)
(一緒に過ごす夏)
(8月)
(まだまだ先だなぁ)
(遠いなぁ)

(ドラマ)
「日曜の夜ぐらいは…」
(小さな幸せが)
(みんなの幸せになって)
(少しずつ)
(増えていって)
(大きな幸せになる)
(そんなドラマ)
(なのかなぁ)
(優しい気持ちに)
(なれますね)
(そんなドラマを観て)
(心を落ち着かせて)
(夏を待とう…)