だんだんと

知れば知るほど

解れば解るほどに

好きになるって

あるんだね

ほんとうなんだね


ひとを好きになるなんて

もうないのかなぁ

って、どこか思っていたよ


年齢関係ないね

あきらめていたって

グイグイ探しにいったって


出逢えない時は出逢えない

好きになろうとして

なれるものでもないんだ

って思っていたよ


でもね

自分の思っていたこと

すべてが

覆ったんだ


そんなこと

起こってしまう

あるんだね


出逢うはずのないひとと

出逢えて

好きになる


すごいね

なにが起こるのか

なにがこの先待っているのか

わからないんだなぁ



あなたに
出逢えたこと
今思えば
不思議なこと

広い
どこまでも
広がる宇宙で

漂う
スペースデブリ
のような私

そして
君は
輝く真珠星
スピカ

大袈裟に言えば
こんなに違う
だろうな

(大袈裟じゃなく)
(そうだよな)

遠くで
星たちがざわめいて
宇宙の軌道が
少しずつ変わる

だから
出逢うことが
できたんだ

私は
君へと
惹きよせられる

星が瞬く
春の宇宙で

これからは
穏やかな
私の宇宙で
ずっと一緒に



バラが咲く頃に
また
一緒に歩きたい
あの場所を

今度こそ
手をつないで

この笑顔も
優しさも
君のために






(自分が手をつなごうと)
(手が触れるようにしていたこと)
(手がぶつかったなって)
(思っていたそうだよ)
(あぁ~悔やまれる…)
(ヘタレめ…)
(バカバカ…なんで)
(手をつながないんだ…)