真っ白な霧に

周りを取り囲まれた

ほんの少し先も見えない

何処へ向かえばいいのか

何が近付いて来ているのか

隣に誰かいるのか


何も見えない、感じられない

怖くて動けないんだ

あと一歩で自分が傷つくかもしれない

あと一歩で優しい君の手を掴むこと

できるかもしれない



でも怖いんだ
また深く傷つくのが
ほんの小さな一歩でも

遠くにうっすらとでも
明かりを感じられたら
いいのに

明かりを感じ
光を放つひとと
出逢えたなら
迷わず進もう