夕暮れ

冬には訪れが早い

段々と暗闇が迫り

冷たい空気が降りてくる


暗闇と太陽の沈む道

境目には綺麗な明かり

その明かりを見つめる時

なんだか寂しさに襲われる

悲しみがやって来る

孤独を感じてしまう


その時高い空から

冬の訪れを知らせた

あの声がきこえた



君達はねぐらへと帰るんだね
仲間たち、愛するもの達と

暖かな、どこへでも行ける
その翼があれば
どんなことがあっても平気だね
きっと

翼のない自分は
ひとり
どこへ向かえばいいんだろう

どこへでも行けるよ
大切な君のもとへ
向かおう
想いを翼にかえて