地面から謎に出てる絶対抜けないロープ
みなさまこんばんは
本日お客様との会話でこんなことが
*注意*
今回は髪のことに一切触れない全く意味の無いブログです
相当ヒマな人だけ読むことをオススメします
お客様
「こんな寒くちゃBBQはできないですね」
小林
「え、全然できますよ!寒いのも楽しいですよ!!!!」
お客様
「……それ男の人だけですよ」
た
たしかに!
極寒の中でOOとか
痛いとか
臭いとか
そうゆうので盛り上がってる女の子って見たことないなぁ
例えば
あんまり痛くなさそうなナニカを触ったらじつは地味にめっちゃ痛い
とか
女の子なら
「あ、痛いなら触らないです」
だけど
男の子なら
「ぐわ、本当だ痛ってー、お前も触ってみ」
とか
まだそのことを知らない友達に触らせたりしてひと盛り上がりある
臭くなさそうなのに超臭いナニカを見つけたら
女の子なら
「え、臭いなら嗅ぎたくないです」
だけど
男の子なら
「うわー!!!くせーーーーー!」
って何回か皆で回し嗅ぎするもんな
…
これはなんなんだ
なんなんだこの違いは
そういえば昔
皆でBBQしてるときに見つけた
地面から出てる謎のロープ
たしかその時
誰かが
なんだこれ!全然抜けねえ!!
そう
大の大人がフルパワーでも抜けないロープ
そんなもんが存在するわけがない
ここで
1人チャレンジし
2人チャレンジし
3人チャレンジする
ぜ、全然抜けない…
ついにヤツが動く
幼き頃より身体はデカく
社会人になっては力仕事と日々の筋トレ
歩く巨大冷蔵庫
皆の視線は期待に満ち溢れている
遂にコイツが動き出したか…
ゴッツゴツの手に
いかにもリンゴが砕け散りそうな程の握力がロープに加わる
鍛え抜かれた腕は血管が浮かび上がる
ボコボコっ
ロープの根元付近の大地が隆起する
ボコボコっ
おおおおーーー!!!
高まる僕等のボルテージ
いったかこれはーー!?!?
そしてそいつが漏らす一言
ぜ、全然抜けねー!!
マ
マ
マジかーー!
コイツが抜けないんじゃ僕等に勝つ術は無い
絶望と焦燥にかられる空気の中
そんな時
1人の策士が動く
「なら、2人がかりだ」
!?
これは盲点だった
僕等はあまりにも
一対一(タイマン)
にこだわりすぎていた
これはイケるかもしれない
現にヤツ(巨大冷蔵庫)のフルパワーで
先刻まで
ビクともしなかった地面がひび割れて隆起している
僕等の中でNo.2の冷蔵庫も動き出す
単純にさっきのパワーの倍近いパワー
これはイケる
僕等のボルテージはMax
せーーーのっ
!!!!
その時
地面に埋まっていたロープが地上に
浮かび上がってきた
うおおおおおおーーー!!!!
地面に長年埋まっていたロープは
黒く変色しており
今までココまで辿り着いた者がいなかったことを物語る
だが!
そんな淡い期待も
波打ち際の泡のように消え去る
これ以上、全然抜けねー!
僕等の肩は落胆を孕み崩れ落ちる
もう諦めるしか無いのか…
そろそろ夕方になり日も暮れる
こんな大地に挑むような無謀なチャレンジ
無理だったんだ
そんな時だった
もう1人の策士が
暗雲を切り開く閃光のような言葉を言い放つ
スッと
差し出された手に一本のロープ
これが何だってゆうんだ
皆の疑問を他所に
そいつは言った
「車にロープあったから繋いで皆で引っ張っぺ」
!?!?!
その手があったか!
誰も考えつかない妙手
まさに鬼才の放つ一手
そもそも俺達BBQしてんのに
何時間こんなことしてんだ
「皆、準備はいいか?」
これがラストチャンス
不思議と落ち着いている
俺達はやり尽くした
後悔は無い
いくぞ!!!
皆の力がロープに加わる
その時だ!!!!!
ボコボコボコボコ
ロープがみるみる地面に顔を出す
もうちょっとだ!
イケるぞ皆!!
だが運命とは残酷なもの
動き出したロープが急に止まる
ビンと張ったロープ
僕等はさらに力を入れる
ここで終わっても良い
フルパワーを出す
そして僕等は初めて耳にする音を聴くことになる
ズザザザズリ
音の先に目をやると
とんでもない大きさの岩が動いていた
ロープはとんでもない大きさの岩に取り込まれていた
どこから来て
どう創造されたのか全くわからない
色々なモノが取り込まれている大きな岩
だか、とにかく
僕等はやったんだ
とても人の業では動かされることのないであろうこの岩
気がつけば手は泥や血で汚れてる
やったぜと笑顔が溢れている
そして
この時僕等は思ったんだ
もう二度とロープを見つけてもこんなことはしない
YesPDC