あの世の入口② | 食空間コーディネーター湯浅靖代の京都な日々

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和ごころエッセンスが入ったテーブルコーディネートや商品ディスプレイ、伝統産業活性化のお手伝い、
五節句などの生活文化を伝える活動をしています。京都の行事の紹介も。

東大路松原西に入ったところにある、六道の辻。


平安時代、東に行けば葬送の地があったこの場所は、


あの世とこの世の境目だと言われていました。


そんな場所ならではのお店があります。


幽霊子育て飴みなとやさん。


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こんな昔話や落語を聞いた事がないでしょうか。


夜遅く飴を買いに来る女性。毎日買いに来てそれが7日ほど続き、不思議に思った


主人が後をつけて行くと高台寺の墓地に姿を消す。すると墓地から赤ん坊の泣き声がし


掘り起こすと、飴を買いに来ていた女性の亡骸と墓の中で産まれた赤子がいて、


女性は飴を赤ん坊にあげていた、と言うお話。(色んなバージョンがありますが)



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その飴屋さんというのがこちら。


最近は観光マップなんかにも載ってるんでしょうか。


人がひっきりなしに来られてました。



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琥珀色のシンプルなお味の飴です。



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