東大路松原西に入ったところにある、六道の辻。
平安時代、東に行けば葬送の地があったこの場所は、
あの世とこの世の境目だと言われていました。
そんな場所ならではのお店があります。
幽霊子育て飴みなとやさん。
こんな昔話や落語を聞いた事がないでしょうか。
夜遅く飴を買いに来る女性。毎日買いに来てそれが7日ほど続き、不思議に思った
主人が後をつけて行くと高台寺の墓地に姿を消す。すると墓地から赤ん坊の泣き声がし
掘り起こすと、飴を買いに来ていた女性の亡骸と墓の中で産まれた赤子がいて、
女性は飴を赤ん坊にあげていた、と言うお話。(色んなバージョンがありますが)
その飴屋さんというのがこちら。
最近は観光マップなんかにも載ってるんでしょうか。
人がひっきりなしに来られてました。
琥珀色のシンプルなお味の飴です。