丸竹夷の続き | 食空間コーディネーター湯浅靖代の京都な日々

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和ごころエッセンスが入ったテーブルコーディネートや商品ディスプレイ、伝統産業活性化のお手伝い、
五節句などの生活文化を伝える活動をしています。京都の行事の紹介も。

こんにちは。食空間コーディネーターの湯浅靖代です。


4月7日の記事  京都の通り名の歌の補足です。


♪丸竹夷ニ押御池、姉三六角蛸錦、四綾仏高松万五条・・・で終わる事も多いのですが


五条より南の通り名の続きがあります。


・・・♪雪駄ちゃらちゃら魚の棚、六条三哲とおりすぎ、七条こえれば八、九条、十条東寺でとどめさす。


(諸説あります)


雪駄 (雪駄屋通:現在の楊梅通)


ちゃらちゃら(鍵屋町通:鍵の音から)


魚の棚(魚の棚通)


六条(六条)


三哲(三哲:現在の塩小路)


七条(七条)


八条(八条)


九条(九条)


十条(十条)


東寺は通りでない


ですが・・・京都の方は?と思うはず。


順番が違うのです。(コノ歌をたよりに配達してる方もいらっしゃるのに・・ねぇ?)


・三哲が塩小路(京都駅正面の道、京都タワーがあります)なら、七条は一つ北。


・東寺は九条通りにある。


などの相違点が・・・。


歌い継がれて来た過程で間違って伝わったか、はたまた都市計画で通り名が変えられたか・・・???。


(牛若丸と弁慶で有名な五条大橋は実は現在の松原通り(五条の一つ北)なんですって。)



縦(南北)の通り名はまた後ほど。


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