「衆議院議員をめざしている人が、本当のところ どう
思っているのか聞いてみよう。」グーグル
ユーチューブで企画している試みはおもしろいと思う。
WEB上で質問して、立候補予定者がその回等をビデ
オで 投稿するというものだが、果たしてどの程度の候
補者が 対応できるのか見ものです。

 いろいろと問題が潜むのかも しれないが、TVや新聞
などマスコミのある種情報操作がなくなり、ストレートに
なることと若者の政治への関心を促すのにはちょうどよ
いと思う。

 話しは変わるが、たけしが東国原知事を一喝した。さ
すが 「世界のたけし」だと思う。同様に今の政治を一喝
して欲しい。 麻生さんだけでなく、他の政治家もそうだが、
職業が政治家という政治のための政治屋さんといったよ
うに演説などを聞いていると 「本当に心の底から思って
いるの?」と疑ってしまう。中身がなく、まるで俳優の下手
な台詞のように聞こえるのは自分だけかな?。
以前、(株)ライフコーポレーションの清水会長のお話を聞いて
とても印象に残っている言葉だが、「会社の経営もしたことないも
のが、国家の経営はできない。政治は国の経営といっしょだ」
と、おっしゃっていた。

 国家も企業経営も戦略が必要だが、「謀略」のように「戦略」は、
隠さなければならない。今回のキリンとサントリーの経営の統合
実現したら凄いことだと思うが、戦略は見え隠れしている。

 今朝の日経新聞でさらに驚いたが、2050年には、韓国の5人に
2人が65歳以上となり、世界一の高齢化になるとのことだが、日本
は2位との予測。

 ビール系飲料の国内の市場が16%減っていると言うが、少子化
はさらに深刻さを増す。「世界で勝ち残りへ先手」と見出しにあるが、
国には頼れないというメッセージにも聞こえる。

 国家戦略どころか、都のレベルで右往左往している政治でよいの
だろうか。政治家の問題発見能力や問題解決能力に疑問を持って
しまう。献金問題や世襲問題、地方分権など「現象」に振り回され、
問題の本質がないがしろになっている。

 そんな政治にこけにされている我々の業界だが、戦略どころでは
ない。かといって世界へも出れない。「民主党」で多少は 先を見通
せるようになるのだろうか。
数日前のニュースで全国の公立中学校全校に
「太陽光発電」を導入するという方針を 政府が固
めたというニュースがあり、マガジンのほうでそれ
について記事を書いた。

 小中学校のうち4割近い棟の耐震化は済んでい
ないのに先にそういうことをしてどうするんだろうと、
「どうせ選挙前の人気取り」と危惧しておりましたが、
今朝の日経新聞によると、「スクール・ニューディー
ル」として、8400校の耐震化とグランドの芝生化ま
で盛り込まれているということで、安心した。

 まだ詳細なところで不透明な部分もあるとのこと
ですが、温暖化防止と景気対策の両面に有効な対
策であるので 評価できると思う。

 ただ尾びれや背びれじゃないが、ICT(情報通信技
術)環境の整備 推進ということで地上デジタルテレ
ビの整備として44万台TV設置や教育用のコンピュー
ター166万台を導入、 校内LANの100%整備など、
小中高にそれが本当に今必要?と落ちがあった。