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[セウォル号の惨事】「空っぽのネット「被害漁民」私たちの世話をしてくれ」
2014.05.16 18:47:27
セウォル号沈没事故の後、人知れない頭を悩ませている人々がいる。
すぐに事故海域の漁師である。
生業までたたんで行方不明者の捜索を支援しているが累積される被害に途方に暮れている姿が歴然としている。
政府の支援が後回しに押し出さみると、破産寸前に追い込まれたケースも多い。
セウォル号沈没事故31日目の16日、全羅南道珍島郡イムフェミョンでマンハン船着場で会ったカニ漁船の船長ギムムンホンさん(47)はこの日、早朝に操業を出場したが、徒労だけ打って帰ってきた。
クリール数百個を漁船に積んで出港をしたが、海に降りて見ることもできなかった。
キムさんは、一日操業すると100kg程度とる。
船1隻当たり年間売上高で計算すれば、3億8000万ウォン余りになる。
しかし、今年は10分の1である3000万ウォンも稼げない大変な境遇に置かれた。
キムさんは「一ヶ月も続く救助作業でカニが消えた。春のカニが一番高く売れるのに... ローン返済も手にあまるのが実情だ」と吐露した。
操業することができる期間も一ヶ月余り残っただけだ。
来る6月21日から2ヶ月間の禁漁期だ。
キムさんは「禁漁期に操業を許可してくれても、夏のカニは、商品価値が落ちて実効性がない」とし「行方不明者の家族を考えて我慢して見ているが、政府の態度に話だけする。
毎日事故海域周辺でフレア· パラシュートなど遺留品を回収してくれているが、油の事は一度も話さなかった」と糾弾した。
甲イカ漁のための2泊3日の日程で出港準備中だったギムチュンテク船長の事情もあまり変わらなかった。
「今日も期待して海に出たが、空の手で帰って来るのも1カ月目だ。
キム船長は「暗い海の下の調査のために魚群探知機とフレアを使用したせいでイカが全く検出できない。
ここで油まで広がっているので... 」とし、しばらくの間話をつなぐことはないが、「釣り生活30年もしているが家族(船員)6人にお金を与えれない状況であるのは初めて」と伝えた。
キム船長も進歩漁民の生計費を支援するという政府の発表は「一時凌ぎ」にすぎないと指摘している。
彼は「政府が救助作業を助けてくれと要請しながらも、肝心の漁民たちに与えた恩恵は全くない」とし、「災害区域宣言は言葉だけだ。実際の被害規模も把握しているか疑わしい」と証言した。
39t級運搬船の船長であるジョンチョルホさん(59)は「海景(海洋警察庁)と海軍が救助とか言って資材利用での損は並大抵ではない。
後に(政府が)保障するのか怖い」としながら「金融負債を返済ことができず苦しむ漁民がいて、父さんした数も数十人になるそうだ。
釣ることができる日も何日も残っていないのに気が重い」と訴えた。
政府は▲救助の調査に参加した漁船の燃料費▲救助調査に伴う地元住民の直接生計被害▲油汚れによる養殖被害補償などを約束した状態だ。
これまで支出された費用と損失を中間精算してくれるように海洋水産部がサポートするが、全南道が海洋水産部の予算が執行される前に地方費を活用して生活費を支給するにした。
船員とだけ明らかにしたイ某(46)氏は、「至近距離で家族を失った悲しみを息を殺して見守って行方不明者の救助活動を助けたが、いざ約束した財政支援はほとんど守られていない」と指摘した。
これに対し、汎政府事故対策本部の関 係者は「遺失物の調査と防除作業などに動員された漁民らに燃料費や賃金などをサポートするための最後のステップ(手順)が進行中である。
近いうちに支給されるものと見られる」と話した。