【韓国】[阿部ノミックス1年明と暗】韓国経済への影響は... | ブログ?何それおいしいの?
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[阿部ノミックス1年明と暗】韓国経済への影響は...
ウォンの価値上昇による輸出競争力の弱体化、観光産業などの対日貿易収支の赤字幅拡大
追加量的緩和の可能性↑被害の拡散は避けられない
2014-04-08 09:38


円安をベースにした安倍ノミックスが韓国経済に及ぼした波及効果については否定論が優勢だ。
一方で、 日本経済の回復に伴う世界的な景気の改善に国内 輸出景気好転を期待することができるという面で 、韓国経済に悪材料だけではないという意見も提示された。
国際通貨基金などによると、2012年の名目GDP基準で日本のGDPが1% 成長すると、世界のGDPは0.08%上昇し、2%の成長時には、0.17%上がることの推定値が提案されている。
しかし、このような肯定論も円安、日本の産業競争力の回復などで対日競争力の弱体化と国内 金融市場のリスク発生の懸念常在などの負の効果が浮き彫りにされ、埋め込 ​​まれている形だ。
まず、輸出依存度が高い韓国経済にとっては札束を解放し、景気浮揚に乗り出している阿部ノミックスがありがたくないのは事実だ。
これは円安を前面に出している日本に比べて韓国は、輸出市場での価格競争力がおくれるしかないからだ。
ウォンと円の実質実効為替レートの格差 拡大が端的な例だ。
実質実効為替レートは、名目為替レートを貿易相手国の貿易の割合で加重平均して 物価変動を反映して算出している為替レートである。
国際決済銀行(BIS)の実質実効為替レート指数は、2000年に100を基準にこれより高いと、通貨価値が高く評価されたということを意味する。
現代経済研究院の分析によると、ウォンの実質実効為替レートは2012年12月96.1pから2013年8月95.4pに下落した。
しかし、同じ期間に、円の実質実効為替レートは74.0pで63.6pに落ちて、韓国と日本の差は22.1pで31.8pで行われた。
より大きな問題は、対日 貿易収支の赤字規模が拡大している点である。
2012年12月から2013年8月までの累積基準で対日貿易収支赤字は、前年同期比3億ドル増加した。
円-円レートが下落し、2103年1~8月までに国内の日本人 観光客の数は、前年同期比64万5000万人の減少で約7億ドルの観光収支の損失が発生した。
同期間の日本国内の韓国人観光客の数は43万4000万人増加して約5億ドルの観光客の支出が増加した。
つまり、総合してみると、安倍ノミックスが日本経済には得を、韓国経済には、損失をもたらしたものである。
阿部ノミックス後の楽しみを見られなかった韓国経済の今後の状況も簡単ではない。
消費税引き上げに踏み切った日本政府が、今後の景気鈍化の兆しがはっきりしてきた場合「2次量的緩和」 のカードを取り出しはずだという分析が広がっているからだ。
投資証券の戦略分析室長は「消費税引き上げ以降、日本が再び長期不振に陥る可能性がある」とし、「日本経済が好況ではないと、円安を 維持する」と述べた。
イオグァン韓日産業技術協力財団研究委員も、「昨年の金融緩和に少し良くなったが、消費税上げても、第2四半期の成長がよくならない場合、日本政府が追加の量的緩和をするだろう」と予想した。
もし日本政府が追加の量的緩和を断行した場合、円安と戦った韓国経済にとっては悪材料であるしかない。







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