・世田谷パブリックシアター、
小さめなお洒落な劇場だった。
・ロビーにカフェあり。
・座席は真ん中あたりの上手側。
・客層は女性が多めではあるが
男性も結構見かけた。演劇好きな人が
観に来ているという印象を受けた。
・脚本の井上さんと演出の一色さんが
劇場の入り口の所で出迎えておられた!
(HPで見た事のあるお顔や…!笑)
・船長の福島弁がよりネイティブに
グレードUPしてた気がする!(笑)
・そして安定の艇長の迫力!
・そして安定の小野田一等水兵の船酔い!
・漁労長ベンガルさんの"間"が好きだ。
・漁師達は海がどんなに荒れていても
体がほとんど揺れてない事に気づく。
・それに反し、揺れまくりの軍人達。
・見ていると小野田が1番激しく揺れている。
・だから酔っちゃうのかもしれないな。
・その晟周くんの揺れ方が見事だ。
・鬼の砲術長のビンタシーンの迫力!
・腕立て伏せが見えそうな席で、期待大。
・腕立て伏せ、キターーーー!!
・しかし小野田の近くに立ちはだかる
小道具で、姿が見えず。(ちーんw)
・船の上でも元気に働く見習いに
「お前の方がよっぽど役に立っている。
大したもんだよ、お前は。」と小野田。
・生きる場所と立場がそれぞれ違う
歳の近い3人(小野田・上村・見習い)が
心を通わしていく姿にじーんとした。
・船から足を放り出して座っている
小野田と見習いの2人が微笑ましい。
・そこで初めて見る小野田の笑顔…うっ♡
・軍人の中でも1番親しみやすい通信長だが
いつも生き残ってしまう自分に罪悪感があり
死に場所を探してるトコに悲しみを感じる。
・劇場の真ん中あたりまでタバコの香りが
漂ってきた。(もちろん嗅いだ。)
・上田公演の時は「焼き鳥」と言っていた
缶詰の中身が、今日は「肉」だった。
これが台本通りなのかな?
・劇中にかかる音楽が良い。
何というか…気分が高揚する系。
・これからどうなるの・・!!って
所で第一幕が終了。ニクいぜっ。
★余談★
せっかく双眼鏡を持ってきたのに
手元に用意しておくのを忘れた為、
第一幕のあいだは使いませんでした。
休憩後の第二幕から使い始めましたが
上野さん(加藤啓さん)の登場と共に
双眼鏡を使い始めたので"上野ガチ勢"
っぽくなっていたと思われます。
双眼鏡越しに見た小野田くんは
キラリと汗が光るイケメンでした!!
…冷や汗かもしれんけど!(船酔いw)
・八千代丸の水葬のシーンに涙。
・船員達が最期を覚悟する時は、
形見や船の旗を一つの風呂敷にまとめ
海へ投げるのか…と知る。切ない。
・仲間の漁船が次々ヤラれていく状況は
どんなに恐ろしく無念だったかと思う。
・八千代丸が沈没する前に海に投げた
大事な書類(?)をすくい上げようとする
水兵2人の芝居がかなり細かかった。
・あと、食べた後の皿を片付けようと
立ちあがろうとした小野田の事を上村が
「自分が片付けます」とばかりに手で
制していた所に先輩後輩感が出ていた。
・体調悪い小野田を気遣ってたのかもね。
・……って、2回目は全体を観るぞ!とか
言っておきながら気がつけば今回も
水兵にロックオンな自分!(笑)
・細部までこだわりを感じる芝居。
・例えば機関士のうつぼさんが粛々と
エンジン動かしてる姿も凄いのだ。
・ここって笑うとこか…?という場面で
時々会場に笑いが起きてたのが気になった。
(感性はそれぞれだよなと思いつつも…)
上田公演では感じなかったんだけど。
・ついつい力が入ってしまう戦闘シーン。
・コンソリが向かってくる映像が超怖い。
・トドを狙う時に使う木の板、登場!
・これで光を遮れるぞ、頑張れ吉祥丸!!
・調べたらこれは"遮光器"と言うらしい。
実際に北極圏に住むイヌイットの方達が
雪による光の反射を遮る為に使っている
ものだそうだ。
・楽天カードマンとか言ってたヤツ
どこのどいつだ!!(←お前だよ。)
・「横浜へ帰れるぞ!!」と決まった時
内野さんが晟周くん達のいる方へ歩いていき
肩を組んで喜び合うシーンに胸熱な自分。
・『400年前だったら共演NGの2人がぁぁ!
肩を、肩を組んどるぞぉぉ!!』※真田丸脳
・エピローグ。
すっかりたくましなってる"元"見習いの
姿が感慨深い。
・変わらない船長の姿にホッとする。
・艇長の顔つきがどことなく柔らかい。
・「平和が何より」って台詞を艇長が
言うところが良いなと思った。
・しかしこれはフィクションではなくて、
実際に起きていた事なんだよな…って思うと
俄かに信じがたいものがある。
戦争、恐ろしい。
・カーテンコール1回目。
吉祥丸に乗って挨拶する所が好き。
・砲術長・小野田・上村の3人は
下手側に並んで挨拶していた。
・帽子を取ってお辞儀する晟周くん!
・ここまでの短髪はなかなか見られないと
思うので目に焼き付けておく。じーっ…
・カーテンコール4回!!
・ヒュ〜♪という歓声が上がった。
・内野さん、最後に吉祥丸に向けても
手をヒラヒラさせていて優しさを感じた。
吉祥丸も仲間ですよね!(泣)