『海獣の子供』についてそろそろ書く・1。 | ☆FLOWERS・・・☆

感想や考察を読みまくった為、
最初に感じたことが何だったか
分からなくなって来てるのだがw
思い出しながら書いてみる。

このお話を初めて読んだ&観た時、
自分はこんな風に感じた。


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宇宙にある星(惑星)は
すべて海から生まれている。

そして新しい星が誕生する時、
海では"誕生祭"と呼ばれる
儀式が行われていた。

これは、数ある誕生祭の中の
とある1回を取り上げた物語だ。


ウミやソラの様な子供達は
新しい星を生み出すのに
必要となる存在だった。
(星の成分…?)

必要なものは他にもあり
それが隕石だった。

ソラは隕石を見つけた。

しかしソラは自分がもう長くは
生きられない事を分かっていた。
もしくは自分は新しい星の成分には
なれない事を分かっていた。
(ウミはなれるんだけど)

だから消えてしまう前に、
隕石を琉花に託した。
琉花のカラダを通して
ウミへ届けてもらう為。

なぜ琉花だったのか。

琉花は自分達と違う世界の人だけど
似た匂いがするとウミやソラは
感じていたんだと思う。

それは琉花の母親・加代子が
昔、海女さんだったりして
海との関わりが強いのも
理由にありそう。
(原作に描いてあった)

星を産むのにも人間と同じく
女性が必要だったのかな?
とも思った。


ソラとウミは
この世からは消えた(死んだ)けど
違う世界でまた新しく生まれてるはず。

「生きる」と「死ぬ」は、
どちら側の立場から見るかによって
正反対の意味を持つ。

映画のラスト。
琉花が赤ちゃんのへその緒を切る時の
「命を絶つ感触がした」って、最初は
どういう事なんだろうって思ったけど

赤ちゃんが生まれるということは

''母親のお腹の世界からの死"
"この世界へ誕生した生"

2つの意味を持つと考えると

琉花はその"死"の方を
強く感じたのかもしれないなと。

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・・・・・。

こんな感じ。
なんとなく合ってたら良いな。
(※自信、無。)



※12:50 追記 

ここで訂正がございます。

琉花のお母様の名前は

加代子ではなく
正しくは加奈子でした。

加奈子さん、
大変申し訳ございませんでした。
(カヨコて…あなた…笑)