最終回。
ハチドリの家の子達の巣立ち。
良い方向へ向かう子もいるけど
香くんの様な結末を迎える子も。
上手くいかないのがリアルだった。
でもハチドリの家での暮らしは
子供たちに光を与えたはず。
そう思いたい。
最終回まで謎が多かった由夏。
1年半もハチドリの家に居た事、
そして想像以上に壮絶な過去に衝撃…。
カラオケBOXで赤ちゃんを産んだのは
由夏本人なんじゃないかなと
予想してたけど、やっぱり
そうだったんだね。
美容師を志望してたこと、
そして何度も面接して来たけど
過去が足枷になり上手くいかないこと。
「泥の中を泳ぐのは疲れた」
って言う由夏が切なかった。
子供達との接し方について
桃子先生に咎められたさくらさん。
ここで暮らしてる子供達を
安易に抱きしめたらいけない。
「抱きしめられたら上手くいく」
と勘違いしてしまうから。
でも、悪かったら引っ叩くし、
ぎゅっと抱きしめちゃうさくらさん。
それがさくらさんのやり方なんだよね。
でも、さくらさんとはまた違った
信念を持って子供達と向き合う
桃子先生も好きだった。
さくらさんをクビにした時は、
そんなぁ…厳しすぎる!って
思ったけどあれはさくらを
ハチドリの家から解放して、
由夏を自分の店へ引き取らせる為の
後押しだったんだな。
最後に親子丼を食べたくなっちゃった由夏。
「”親子丼だけは絶対イヤ”じゃないの?」
さくらさんは全部お見通しだったね。(笑)
何か「3」もありそうな
終わり方だった気がする。
期待していよう!
で。
(で。)
拓士ウォッチャー的には
最終回も登場して嬉しかったぁ!
しかもナイスタイミング!!
あの時拓士が由夏を見かけなかったら…
さくらさんに連絡をしなかったら…
由夏は今頃どうなってたんだろ。
ナイスたくじ~~~~!!
拓ちゃん、お店の掃除に買い出しに
真面目に頑張っていたね。
「毎日掃除ばかりよ。
もうやんなっちゃうわ。
あたし踊りたいの!」
とか愚痴ってるのが
今にも聞こえて来そうだけど!(笑)
てか踊っちゃってたけど!(笑)
(しかも投げキッス付き♡笑)
前も書いたけどダンス上手いよね。
あーいうステップってダンス未経験者は
そう簡単に踏めないと思うんだわぁ。
インスタに練習風景と
ロングバージョンがUPされてて
それも最高だったわ♡笑
◇◇◇
晟周くんの新しい挑戦だった役。
まずLGBT監修の先生の話を聞き、
拓士の心情がどんなものかを知り
その後、女の子の仕草など研究する。
役の作り込みが
凄いなと感心した!
拓ちゃん、女の子に見えたし
最終話に近づくにつれ段々と
お母さんっぽさも感じた。
7話で赤ちゃんのオムツをささっとかえて
女子達に「ふ…(何にも出来ないのね、
アンタ達)」みたいな顔する拓ちゃんが
好きだったんだけど(笑)思えば
あのあたりから拓ちゃんが
オカンっぽかったな!
※裏設定によると拓ちゃんには
「歳の離れた弟」がいるらしい。
オムツ替えを手伝っていたから
出来たって事か。なるほど〜!
自分の性格と違うキャラを演じるのって
難しいだろうなぁ~って思うんだけど
拓士の場合は"性別が違う"んだよね。
しかも女の子の格好をしてる訳じゃない。
見た目はあくまでも男の子、だけど
心は女の子、の役。
ホント難しかったと思うんだけど
晟周くんの拓士、素晴らしかった。
ドラマ的にも目を逸らしてはいけない
問題について考えるキッカケになって
勉強になることも沢山あった。
良い作品を観れたな…って
しみじみ思う。