ミークスを演じる晟周くん@舞台『いまを生きる』感想。 | ☆FLOWERS・・・☆

最初に観に行った時は映画のミークスが
よく再現されてるなぁと思ったんだけど
2回目観に行ったら「いや違うな。これは
晟周くんがこの数か月間で作り上げてきた
オリジナルのミークスだ!」と思った。

パンフレットのインタビューに
『ミークスは自分に近い』って書いて
あったんだけど友達の中での自分の
ポジションとかに通じるものが
あったのかなぁ。

仲間との雰囲気が自然体で
すっごく楽しそうだった!!
中でも特にノックス(七五三掛くん)と
じゃれ合う姿をよく見た。
それに癒された(*´∀`*)

コロコロ変わる表情も見てて楽しかった。
ミークスは"控えめで多くを語らない"けど
表情的には6人の中で1番にぎやかだった
様に感じるっ(笑)

あとは例の名ゼリフ、

「信じられない!クリスが
実在の人物だったなんてぇぇ
ぇぇぇぇぇ!!」

は今も忘れられない。
浦上晟周絶叫 in 新国立劇場。 
笑った!(笑)

ちなみにミークスがこのセリフを
叫ぶのに至った経緯は・・・・

ノックスがパーティで知り合った女の子
クリス(羽瀬川なぎちゃん)に恋をして
それ以降「クリス!クリス!」「最高に
美しい女性なんだ、クリスは!」と
毎日騒いでいた。

そのクリスが物語の後半になり、
みんなの前に姿をあらわす。

話に聞いてた通りの美しさにテンション
上がる仲間達の中でミークスだけが一人
先程のセリフを叫んだというw

ノックスの話をずっと作り話だと思って
聞いてたのかなと思うと面白すぎるし
やっぱあの子ズレてるぅ〜!(笑)

ちなみにこのセリフは舞台全体を通し
1番の笑い取っていた。
笑いというものが好きで、
常に笑いに飢えてる自分は
(飢えてるって)それが何だか
とても嬉しかった。

ただここのシーンは生徒達の
わちゃわちゃタイムでもあり
ボケも渋滞しているので(笑)
ミークスの"おいしいヤツ"が
埋もれたらどーしよ!と、
密かに心配していた。

しかしそこは晟周くん。
上手い隙間を見つけて
セリフをかましていた。

ナイス"間"だった。
 

晟周くんの芝居で1番驚いたのは、
"死せる詩人の会"の存在が学校にバレて
校長から呼び出しがかかった時かな。

「スティーヴンミークス。校長室へ。」

ってスピーカーから流れた途端、
小刻みにブルブルと震え始めて…
あれは本当凄かった!!

ミークスは心優しくて
気弱な子なんだなって
あの姿を見て理解した。

その後に続くトッドとの
2人のシーンも好きだった。

ミ「退学になったよ」
ミ「彼らが知ってる事以外は何も…!」

ってやつ。

ここの言い方。"晟周くん節"が
出ていた気がする。
(晟周くん節って何となく伝わるだろうか)

あとここのシーンのミークスは
眼鏡を外した姿で登場するんだけど
ずっと眼鏡アリを見ていたせいか、
眼鏡ナシがレアに感じた。
人間って不思議!(笑)

ラストシーン、
学校を去るキーティング先生に向かい
「おおキャプテン、我がキャプテン!」
と叫ぶシーンの堂々とした姿に泣いた。

以前、キーティング先生の授業で
机の上に上がった時のミークスは
挙動不審でおどおどしてたのに

ラストのミークスはまっすぐと
立っていてキーティングへの感謝や
教わった事を忘れないぞ的な
強い意志を感じた。

目撃証言によるとこの時の晟周くん、
ポロポロ涙を流していたらしい。

そ、そうなの!?(泣)
それ見えなかった!!
それ見たかった〜!!

やっぱオペラグラスは必要だったかな。
かなり近いと感じた2回目の時の座席
(前から7列目)の時とまわりの
オペラグラス率は結構高めで

この至近距離から覗くとは…!!
もしや……皮膚の細胞フェチ?
もしくは毛根フェチ!?
フェチがいっぱい?

ここってF席?
(S席取ったハズやけど)

ってドキドキしてたんだけど
そうか。表情を見てたのね。
皆さんぬかりないですわ。
ま、次への教訓だ!


…以上、色々書いてみたけど、
結局のところ「晟周くんの姿を
生で観れた」のが1番嬉しかった!
舞台ってこれがイイよねっ。

また舞台にも出演して欲しい(^ ^)