前回観た後も書いたけど
生徒役6人の中でミークスは
物語を動かす人物ではなく
・拳銃自殺をしたニール
・問題を起こして退学になるチャーリー
・恋に夢中になったノックス
と言うようなインパクトは無い。
口数も少なめなので
・眼鏡の子、何かいたね
に終わってしまう可能性も
あったと思う。
だけどミークスは
絶妙な存在感があった。
そしてミークスのおかげで
重くなりがちな物語も和んだ。
ミークスのキャラは
HPやパンフレットに
紹介されてた通り、
・オタク、マニア
・生徒の中で1番幼く純粋
・頭が良い
・控えめで多くを語らない
・まじめで勉強が出来る
・友達思いで純粋
という感じだった。
あと実際に観て感じたのは
・いじられキャラ
・繊細
とかかな?
舞台の中で1番大きな笑いを
取っていたのもミークスなので
(やったぜ、ミークス!)
おもしろキャラとも言える。
見た目はよく言うならば"インテリ"。
黒髪、横分け(1回目観に行った時は
七三くらいだったけど2回目の時は
八二の勢いにパワーUPしていたw)
トレードマークのまんまる眼鏡。
ちょっと猫背気味…インテリというか
やっぱりオタク寄りかな?(笑)
でもオタと言っても根暗な雰囲気は無く
良く笑うし、仲間ともふざけ合うし、
楽しいことに乗っかるのも早い。
"根アカ"なオタクという印象だった。
キーティング先生の奇想天外な授業を
1番純粋に楽しんでいたのもミークス。
素直で擦れていない子って感じがした。
洞窟に集まった時、タバコ吸うシーンが
あったんたけど(イケナイ子達や!)
平然と吸う子達の中でミークスだけ
むせていた。悪い事してみるけど
慣れてはないんだなと。
女の人のセクシーピンナップに
食いついていたのも可愛らしかった。
もはやまわりの事はそっちのけで
「うわぁぁ…!」みたいな感じで
ずっと見つめていて。
大人びているニールやチャーリーなどに
比べるとまだ中学生っぽさがあった。
でも頭はかなり良さそう。
ウェルトンアカデミーに通う子は
基本、優秀な子達だと思うんだけど
その仲間に「ミークスは成績良いもんな」
と言われているくらいだから中でも
特に勉強が出来る子なんだと思う。
他に頭の良さを感じたシーンは
ニールの父親が生徒達に
「独立戦争がなんたらかんたら…」
という例え話をする場面。
ミークスだけが1人、
机に顔を伏せながら
机に顔を伏せながら
めっちゃくちゃウケてて。
おそらく頭が良い子には
ツボなジョークだったのかな、と。
ミークスウォッチャーの自分的には
その笑いを堪えているミークスがツボで
机に顔を伏せ「ひーーw」みたいな感じで
ずっと笑ってるから毎回吹いてしまう(笑)
でもミークス以外は特に笑ってないので、
(他の生徒もお客さんも特に笑っていない)
自分も”観客席のミークス化”してしまい
困った(笑)
ニールの死を知ったトッドが
取り乱すシーンで真っ先に
駆け寄ったのがミークス。
優しい子だと感じた。
あと、ミークスの
忘れてはいけない特徴。
・発言がズレている。
「それ気になります?w」
的な発言を度々していた。
授業中、トッドが読んだ詩に
"枕"という単語が出てきたら
(○ω○)「それは羽毛?真綿?」
中身を聞きにいくミークス。
そこ重要!?(笑)
"毛布"というワードにも
間髪入れず反応してた。
(○ω○)「あったかそう。」
そうだね。
毛布あったかいよね。
ってそこ・・!?!?
みたいな。
ちょっと不思議な
ミークスワールドが
繰り広げられていた。
この「いまを生きる」って、
誰に感情移入して観るかにより
受ける印象が変わりそうな作品だなと
思っているんだけど、
おそらくニールウォッチャーの方と比べて、
ミークスウォッチャーの自分は作品の中の
「明るい」部分を強く感じられて
いたかもしれない!(笑)