昔、自分にパチ業界を盗人ビジネスと言った人がいました。


自分は当時の顧客先数社がパチ業界でしたので得意先を悪くは言えませんでしたが、


まー考えてみれば射幸心を煽らなければ客は集まりませんし、普通なら大半の客が負ける


仕組みにもなっている訳ですので、これをギャンブルではないとするならば、やはりそう言われても


仕方ないかもですね。


昨日はホール側の暴走?記事を転載しましたので、今日はメーカー側の暴走?記事の転載です。


以下、ネット配信ニュースサイトのMy News Japanからの転載(昨年10月時)です。



パチンコ・パチスロのトップメーカーである三共(SANKYO)社員・椎名勉氏(仮名、30代)は、


首都圏の営業所に配属後、所長に執拗にいじめられてうつ病に陥り、本来、「業務上の傷病」に


当たるにもかかわらず、業務外の私傷病として扱われた結果、休職期間満了による自動退職に


追い込まれた。


これは実質的な解雇と同じで違法であるとして、会社と所長を相手取り、地位確認と1957万円強


(提訴時の額)の損害賠償を求める訴えを今年5月、東京地裁に起こした。


被告側は訴えの内容を概ね否定したが、サイコロ賭博で23万円払わせたこと、六本木に夜呼び出して


朝5時まで駐車場に待機させ所長の家まで送らせた事実を認めるなど、いじめと見られる点が


いくつもある。


東証1部上場の業界最大手メーカーで起きた“いじめ&パワハラ”の実態を裁判資料をもとに詳報する。


訴状によると、原告の椎名氏は、2000年代前半に三共(SANKYO)に入社。


職種は営業職。勤務地は首都圏の営業所だった。


椎名氏は、そこの営業所の上司・北玉銀仁氏(仮名)にいじめられたと訴えている。


具体的には次のような目に遭ったという。


06年3月下旬、営業所所長のM氏の送別旅行で神奈川県内の湯河原温泉に行った時、


北玉氏は宴会の席で、突然、ビール瓶で椎名氏の後頭部を一回殴打した。


それから3年後の09年3月下旬、今度は営業所長のO氏の送別旅行で山梨県内の石和温泉へ


行った際、北玉氏は、椎名氏に対し、チンチロリンをするよう強要した。


チンチロリンとはサイコロ3つとドンブリを使った賭博である。


椎名氏は、上司からの誘いに断りきれず、やむなく参加した。


その結果、北玉氏に対する負け分として、なんと23万円もの借金を負うハメになり、


給料から毎月2、3万円を返済にあてた。


翌月09年4月からは、北玉氏が営業所長に昇進した。そこからいじめはエスカレートしていく。


10年9月頃、北玉氏は、自らの行きつけの床屋バーバーN(仮名)に椎名氏を連れて行き、


「気合いを入れろ」と言って、刈り上げにすることを強要。椎名氏はやむをえず刈り上げにした。


2010年12月頃、首都圏近郊で営業活動中の椎名氏に対し、20時頃に北玉氏は、


突然、電話をかけ、「今日、六本木でお客さんと飲んでいるから、23時に六本木に迎えに来い」と


言ってきた。


椎名氏は100km以上離れた六本木へ車で迎えに行き、北玉氏が退店するのを待っていた。


がしかし、結局、北玉氏が退店したのは午前5時過ぎ頃だった。


その後、北玉氏は自宅まで送るよう命令。


椎名氏は送り届けた。すでに午前7時近くになっており、椎名氏はそのまま出社した。


さらに北玉氏は、2010年12月13日の夕方にも、椎名氏に電話をし、


「今、飲んでいるから、23時に(営業所の担当エリア内の)K駅に迎えに来い」と命令した。


椎名氏は迎えにいき、北玉宅まで送り届けた。


さら翌14日の22時頃、北玉氏は、首都圏近郊で営業中だった椎名氏に電話をし、


「今、(営業所エリア内の)H市で飲んでいるからすぐに来い」と命じた。


場所は、H駅前のキャバクラ「H」だった。椎名氏が現地へ行くと、北玉氏は一気飲みを強要した。


それから3日後の17日夕方、北玉氏は、電話で突然、「機械売れない奴が、車使ってんじゃねーよ」


「今日から車使うな」「会社の経費で帰って来るなよ」


「ガソリン代も自腹で、満タンにして、営業所に保管しとけ」などと恫喝した。


これを受け、椎名氏は、高速代、ガソリン代を自腹で払った。


翌日から椎名氏は、営業所内の掃除や北玉氏の車の洗車などをさせられた。


さらに年末から北玉氏は退職強要をするようになっていった。


10年12月29日、営業所内で北玉氏は、椎名氏を立たせたまま、


「車のリース代、ガソリン代が、いくらかかっているのか知っているのか」


「車を使うだけの利益を出しているのか。お前の販売台数では、いてもいなくても同じなんだよ」


「だからお前は、営業所に必要ないんだよ」「会社はボランティアで給料払っているんじゃねえんだから」


などと、約2時間にわたり、大声で叱責、罵倒し続けた。


なお、営業車の使用は、翌年1月11日になって、ようやく認められた。


11年1月26日にはこんなことがあった。20時から、H駅前の居酒屋「Y」で、営業所の飲み会があった。


その席で、北玉氏は、他の社員6人が見ている前で、椎名氏に対し、


「販売目標が達成できなかったんだから、坊主かパンチかけてこいよな」と強要した。


翌日、椎名氏は、北玉氏の行きつけのバーバーNでパンチパーマをかけた。


2月7日には、「(パチンコホール店の)Tの担当外すから」と言い、突然、外された。


2月17日、営業所内の朝の会議で、北玉氏は所員全員の前で、椎名氏に対し、


「機械を2台売れなかったら、退職金で買え」と言い、退職を強要した・・・・・・



会社のいじめなどどこにでもある話なのでしょうけれど、業界にグレーイメージがあるのなら


日頃の言動、行動には注意を払うべきなのかもですね。


ホール、メーカー側の暴走?と思える記事を転載しましたが、客側の暴走は日常茶飯事なのかもです。


当地は昨年にまたひったくり件数ワーストワンになりましたが、逮捕者の事情聴取で事件を犯す


きっかけがパチの負けだったと答えた逮捕者が実に多いのだそうですよ。


公安は利権があるので発表はしませんけどね。・・・


ここまでの暴走は絶対にしちゃいけません。


しかし、三共のCMを見ると「楽しいことでココロがいっぱいになると、人はいい笑顔になります。


だから、三共のスタッフはみんな笑顔」と言ってますね。(苦笑)