
長い人生の中のほんの一瞬という時間🕐で済むだろうことをそれが不安で、私には出来ないんだと我慢したり、諦めたり…

股関節のことだってそう。
人に迷惑をかけてしまったり、術後苦しい思いをすることよりも毎日の痛みを我慢した方がましと。
その先痛みのない生活がどれだけ大きなものなのかを考えることが出来てませんでした。
左人工股関節全置換術から7か月。
それこそ私が迷惑をかけてしまうと悩んでいた期間の倍以上の時間があっという間に過ぎてしまってます。
50年以上も生きてきたのに肝心なところで目の前のことしか見えてなかったんだよね。
かなりの年月を棒に振ってしまった、勿体ない!

それでも、
悩んで悩んでこうして夢のような一歩から少しずつ進み始めることが出来ました

私が今立ち止まるのは痛みのためじゃなく、
道端の小さな草花や鳥や空をゆっくり楽しむためです

一歩
こんな喜びに変わっていくなんて想像出来ませんでした。
歩きたい!先へ進みたい!
こんな気持ちは夢を見てるだけではわからなかったことです。
それでも、
全ての方が同じ思いになったのかと言えばそうばかりではないです。
そして、私自身もこれで終わりではないと思う。
まだ片側はこの先どうなるかわからないし、
感染や脱臼…生きてる間は何が起こってもおかしくない。
今までの私ならその先を怖がってまた縮こまった生活をしてしまってたかもしれない。
でも変わりたい。
勇気を出してその時を大切に自分の気持ちに正直になれたらこれからもっと楽しく
生活していけるかなあって。

人工股関節になり7か月、そんなことを思っています。