一年前の出来事 | 人生楽ありゃ苦もあるかあ?

人生楽ありゃ苦もあるかあ?

日々の中で感じる喜怒哀楽を書いていきます

左人工股関節全置換術から5か月と5日流れ星
もう完全に周りからは手術をした人扱いは抜けてきてますうーん


今月末で娘の病気左矢印発症から一年。

あの日あの時私は、
頭をハンマーで殴られたハッような、
ぼーっとしてわけのわからない瞬間でした。
言われるままに動きはしても一体何が起こっているのかガーン

あの時からまだ一年しか経ってないんだなあびっくり


食事前には割り箸血糖測定とインスリン注射。
今では当たり前のようにやってる次女…

看護師さんの指導のもと、
慣れない手つきで自ら身体に注射器を刺す姿を初めて見た時には、
私は信じたくない涙ぐすんを必死に堪えてました。
若い娘には酷な現実です。
検査の結果一生インスリン自己注射を続けなければいけない1型であると確定。
友達とも一番楽しめる音譜時期だろうに、
そしてこの病気が恋愛、結婚、出産というものの一つの大きな壁になってしまうかもしれない。

そんなことを思い、考えては、
悲しくて哀しくてしかたなかったあの頃の私。

「周りの人は食べたい時に食べたい物をすぐ口に出来るのに私は一回一回血糖測って注射打って!もう嫌になる!」
そう言って苛立ったムカムカ時期もありました。

やっと落ち着いた職も職場の理解を得られず失ってしまいました。

私たち家族でさえも辛い気持ちだったんだから本人はそれ以上に身体も心も辛かったはずです。


先生は真面目に病気と向き合う娘に何度も
「この先長いんだから、優等生すぎても疲れちゃう。たまにはご褒美の日も作ってケーキショートケーキ食べてもいいよー。インスリンは忘れずねえウインク

血糖管理が出来てることを確認すると、診察終わりにはいつもそうやって息抜き出来るように優しい言葉を掛けて下さった。

治療を放棄することは下手すれば命を落とすことにもなる。
血糖が上がることよりも怖いことです。


いろいろあったけど、ほんと良く頑張ってる!
私には真似出来ないや。

みんなが一緒に考えてやってくれたから出来たんだよ。
病気になって嫌なことばかりじゃない。


こんな言葉が言えるまでにはどんだけ苦しんだんだろうねえーん


私の股関節の手術を一番応援してくれてた次女。 
自分が病気になったことで延期したことをずっと気にしていると入院中看護師さんから聞かされた。
「お母さん、絶対止めないでね」と看護師さんからも後押しされた。

私がもう後戻りしないと決めた大きな出来事です。

一生忘れない。