世界選手権で決勝トーナメント進出を逃した日本代表。


4年間代表チームを指揮してきたジェリコ監督の解任は濃厚でしょう。

この4年間での通算成績は、94戦47勝47敗。


協会が、後任として選ぶのはJBLアイシンの監督である鈴木貴美一氏という噂が流れています。


今のアイシンを育て上げた手腕が買われそうですが、協会が鈴木氏に何を望むのか。


後任が誰にしろ、代表監督というのは傍から見た以上に重圧だと思います。

見栄を張っただけの目標を協会からつきつけられて、達成できなかったら解任される。


「4年やらせてだめだったら、その指導者のやり方では無理だろう。」


こんな協会の声が聞こえてきそうです。


「4年やらせてだめだったのに、まだそいつにやらせるのか。」


こんな世間の声も聞こえてきそうです。


達成できるかできないかは、もちろん期間が関係してきますが、目標の立て方にもよるのではないでしょうか。


物事には順序があります。

2段とばしで進めれることばかりではありません。

要は確実に進化しているのかを見極めることが重要だと思います。


ジェリコ監督が、4年間あれば自分の全てを選手に伝えることができるだろう、とでも言ったのであれば、

ジェリコジャパンの集大成はこれが限界だったのでしょう。

もしそうでないのなら、もう4年見続けてあげてもいいんじゃないの?と思う今日この頃です。


協会は9月18日の理事会で北京五輪に向けた監督を決定する予定のようです。



Written by Nakatani

まずはこれを見ていただきたい。


【一試合平均得点】 

桜井選手  7.8得点

網野選手  9.2得点

折茂選手  12.2得点


【総プレータイム】

桜井選手  80分

網野選手  124分

折茂選手  128分


【平均FG%】

桜井選手  14/37  37.8% (2P 14/30 46.7%   3P 0/7 0%)

網野選手  15/39  38.5% (2P  8/20 40.0%   3P 7/19 36.8%)

折茂選手  23/48  47.9% (2P 10/18 55.6%   3P 13/30 43.3%)


【身長】

桜井選手  194cm

網野選手  196cm

折茂選手  190cm



この3人のSG陣(網野選手はガードフォワードというポジションでの登録)は、今大会「得点する」という

大きなミッションを遂行するために鍛え上げられた、ことでしょう。


しかし蓋を開けてみると、折茂選手の一試合平均12.2得点が唯一の平均二桁得点という結末です。

しかも、この12.2という数字はチーム内で一番高い。

センターはともかくSFの竹内兄弟は一試合平均6.2得点(譲二)、5.4得点(公輔)です。


まさに日本が得点するための生命線的ポジションSGであるにも関わらず、この結果で終わってしまったのです。


「決勝トーナメント進出までもう一息だった。」


と、大健闘したような雰囲気で幕を閉じた日本代表の世界選手権ですが、

SGというポジションにおいて、真に受け止めるべき課題が強烈に浮き彫りになったこと

から目をそらしてはいけないと痛感します。


折茂選手は最後の代表と囁かれています。年齢的にもそうでしょう。

いつまでも、折茂選手頼りの日本代表ではいけない。


20代で、190オーバーのSGがもっと成長しなくてはなりません。


それは一面的な成長ではなく多面的な成長が望まれます。



中でも桜井選手はとても大きな可能性を秘めているかもしれません。

大学時代のプレーを何度か見たことがあります。

四日市工業高校時代、インターハイで能代工業を破り脅威の身体能力を備える選手として注目を浴び、

大学での活躍が期待されていました。

愛知学泉大学ではチームの特色ゆえなのか、どこか小さくまとまった感が否めなかったです。


その後JBLのトヨタに入団したようですが、プレーを見る機会がなかっただけに進化ぶりに大きな可能性を感じました。


上記の数字だけ見ると、網野選手や折茂選手より40分もプレータイムが短いにもかかわらず、シュート本数は

網野選手とほぼ同じ。2Pの成功率も低くはありません。シュートチャンスを作るための動きがよいと思われます。


加えて速攻の参加要員として考えても、レシーバーとして強力な選択肢となってくれます。


SGとして今後の課題は3Pシュートでしょう。

良い指導者に見てもらえば躍動感ある3Pシュートを身につけることができると思います。


PGへのコンバートも聞きましたが、それよりも個人的にはスコアラーとしてチームを引っ張るようなタイプになってほしいです。



Written by Nakatani

世界バスケの日本戦を観た感想です。


五十嵐選手。


”日本人だけを見た”限り、あのサイズであのスピードを持つ選手はそうそういないでしょう。
確かに速さは武器だと思いますが、世界レベルのチームに、移動が速い選手が一人だけ
では効果がないと感じました。


早いパスアウトから速攻につなげたいものの、ミドルレーンを五十嵐選手がドリブル移動
してもレシーバーが不足していた印象が強く残っています。もしくは追いついていないなど。


ならばそのままシュートまで持ち込みたいですが、高さのあるあるいは運動能力が高いDefだと
どうしてもアウトナンバーでなければシュートブロックの危険があります。


ガードというポジション的役割では、特に折茂選手へボールをさばくことを求められていた
ようでしたが、五十嵐選手自身のスリーも確率が高かったのではないでしょうか。

積極的に打っていたし、要所で入っていたので、戦力不足を予想していたインサイド陣に代わって
チームを引っ張っていたと思います。


折茂選手のレシーブがお世辞にもうまいとは思えないのでガード陣は苦労したと思いますが、
その分シュートにいく回数もありFG%も低くはなかったと思います。


ただ、本当に五十嵐選手のスピードが世界に通用すると思っているのであれば、

数少ないドライブに対してのインサイド陣の動きが乏しかったと率直に思います。


また、アクセルとブレーキの使い分けが今以上に洗練されていけば、ドライブでDefを抜ける局面が増える
と思います。


NBAサンズのナッシュ選手はそういった意味でです。


ポイントガードひとつとっても、選手によってさまざまな「色」があると思います。


五十嵐選手は移動の速さがそれにあたると周りでは言われているようですが、方向転換(切り返し)の

速さ、いわゆるアジリティもレベルを上げないと世界のチームを相手にする舞台では

厳しいと感じます。


是非、あらゆる角度から速さを追求してほしいです。


すでにスポーツニュースで取り上げられていますが、世界バスケ、日本はパナマから勝ち星をあげました!!


【今週のテレビ放送(日本戦)】
8/22 vs パナマ        00:55 ~ 02:25 Gコード(6088342)
8/24 vs ニュージーランド  00:55 ~ 02:25 Gコード(6022786)
8/25 vs スペイン       00:55 ~ 02:25 Gコード(6099458)

※地上波TBS



あと1勝できれば(加えて多少の条件がありますが)決勝トーナメント進出に向けて大きな一歩になります。

少し胸が高鳴ってきました。

いや、例え決勝トーナメントに行けなかったとしても日本代表が勝ってくれることが嬉しいです!!

がんばれニッポン!!

高知から戻ってきました。

全中は、予選リーグで2敗してしまい、残念ながら決勝トーナメントに進出できませんでした。


1試合目は東海地区2位、三重県の光風中学。
1Q 11-13
2Q 20-16
3Q  7-23
4Q 26-23


Total 64-75


♯4 18得点(3P 0 2P 8 FT 2)
♯5 17得点(3P 1 2P 6 FT 2)
♯6  5得点(3P 0 2P 2 FT 1)
♯7 19得点(3P 2 2P 5 FT 3)
♯8  5得点(3P 1 2P 1 FT 0)



2試合目は近畿地区1位、滋賀県の安土中学。
1Q  9-11
2Q 16-14
3Q 12- 9
4Q 12-24


Total 49-58


♯4  8得点(3P 0 2P 3 FT 2)
♯5 13得点(3P 1 2P 5 FT 0)
♯6  4得点(3P 0 2P 2 FT 0)
♯7 14得点(3P 0 2P 7 FT 0)
♯8  8得点(3P 2 2P 1 FT 0)
♯9  2得点(3P 0 2P 1 FT 0)


両試合ともプレーの正確さが欠け身体のキレもよくありませんでした。
パッサーである5番がボールをさばき、4人のレシーバーが点を取りにいくのがこのチームのOffenceです。


県そして関東までは、リバウンドボールを確保し5番にパスアウトしてオフェンスが始まると、ボールラインよりも

前にレシーバーが何人もいました。が、全国では明らかにレシーバーの数が減っていました。


そういった違いから5番のドリブル移動の時間が増え、オフェンスのリズムが少しずつ今までのそれとは違った

ものになってくると、次第に5番がパスを出すことなく点を取りにいく回数が増えてきました。


ハーフコートに入っても、レシーバーの動きは決して軽快と呼べる動きではなく、ボールの移動も単調なものに

なってきました。


7番のアウトサイドシュートの確率も低かったです。
加えてキレのあるドライブが強い武器でしたが、weak sideへのドライブは相手のDefenseレベルの高さもあり

なかなか抜ききれず、strong sideへのドライブはカバーにくるDefenseに邪魔されターンオーバーをしてしまう

など精細さを欠きました。


時折5番・7番・8番の3Pがチームを救っていましたが単発で終わってしまい、リードを広げることや差を縮める

ための効き目としては薄いものでした。


県優勝、そして関東準優勝の鍵となっていたのがアウトサイドシュートです。
全国ではかなり消極的になってしまいました。


180台の選手にオフェンスリバウンドを取られ、やはり高さの壁にも苦労しました。


その後光風中学は決勝トーナメント1回戦で東北学院と対戦し、延長の末、57-58と1点差で敗れてしまいました。
安土中学はベスト4をかけた準々決勝で本丸中学と対戦し、ダブルオーバータイム(延長と再延長)の接戦の末、

41-48で敗れてしまいました。



結果はともあれ子供たちは精一杯プレーしていました。相手に臆することなく堂々とプレーしていました。
その姿に感動しました。


気がつけば、私はこのチームの熱狂的なファンになっていました。
子供たち一人一人のファンになっていました。


このチームのバスケットはもう見れないのだと思うととても切ない気持ちになりましたが、
きっと次の舞台でも魅力的なバスケットをしてくれるでしょう。




本当に、ありがとう。

こんばんは。

諸事情によりblogを引越しました。

過去のコラムもまだ見れますので下記URLからどうぞ。


    →P-CABの部屋



さて、8月19日からバスケットボール世界選手権@JAPAN
が始まりました。

結果は、


       34-20

ドイツ    16-17   日本

81   16-19 70

  15-14





        16-21

アンゴラ 28-11   日本

87    22-11 62

  21-19



という結果になりました。

初戦のドイツ戦ではスポーツニュースで取り上げられたように

善戦したと思います。


チャレンジャーとして向かっていく姿は今回の日本は違うかも?

っと思わせる場面が何度かありました。


それでもドイツはやはり強かった!

ノヴィツキーの動きはP-CABの目指すものでもあります。



そして、第二戦。結果から言うとそんなに甘くない。


ジェリコ・パブリセヴィッチヘッドコーチはダーク・ノビツキーらに対する

チームのプレイぶりを誇りに思い、満足し、驚き、

日本の史上最高のゲームの一つになるかもしれない」と称した。


もちろん同時に現実的に見て、

「このような試合をした後であり、私たちは地に足をつけなければいけない。

ドイツを相手にこれほどいいプレイをしたからといって、

他のチームに対してもこのようなプレイができるというわけではない」とも述べた。


1Q目確かに日本の出だしはよかったが、2Q目以降から考えると

アンゴラの選手が本気ではなかったように思える。

2Q目のあのDFのプレッシャーは激しかった。


日本の選手がドリブル中そのDFの激しさゆえ後ろを向いて

身体でボールをガードする場面があったくらい。

日本はシュートチャンスをうまく作れない。


また放ったシュートもなかなか決まらないといった具合だった。


アンゴラ戦の敗因はリバウンドが取れないことだとスポーツニュースで取り上げられていた。

ディフェンスリバウンドすらアンゴラ選手に取られ、

セカンドチャンス、サードチャンスを与えているようでは・・・大丈夫なのか?


もっと身体張ってゴール下を支配できるようにならねばと思います。



さてさて、世界選手権の記事を探していて興味深いものがありました。

8月10日にサンケイスポーツで取り上げられた記事です。(以下抜粋)


オシム流VSパブリセビッチ流


「携帯電話禁止」というバスケットボール日本代表の方針には苦笑させられた。

日本で初開催の男子世界選手権(19日開幕)に完全な集中力でのぞむため、

大会期間中は家族との連絡以外は携帯電話の使用を禁止し、外出も1時間以内にするという。

携帯はスタッフが預かり一定の時間しか使えないそうだ。


1次リーグ(6チーム)で日本はドイツ、スペインや、アフリカ王者のアンゴラなど

強豪ひしめくB組(広島)に入った。上位4チームが決勝トーナメントに進出するが、

先日のキリン杯で世界選手権には出られないイランに、やっと2勝1敗で勝ち越した

日本の苦戦は必至といわれている。


1次突破へ、クロアチア人のパブリセビッチ監督が「奇跡を起こす」と表現するくらいだ。

奇跡の前には携帯も邪魔者扱いされるわけだが、ある関係者はこう指摘した。

「いまどき携帯なんて空気みたいなもの。いい大人をつかまえて、

そんな制約でしか集中力を上げられないとしたら困ったものだ」


パブリセビッチ監督は、同じ旧ユーゴスラビア出身のサッカー日本代表・オシム監督と

旧知の間柄とか。「軍隊ではないから命令はしない」というオシム監督は、

1度に何色ものビブスで組み分けしてのパス回しなど、「自分たちで判断するサッカー」に徹している。

対照的に4年も代表を率いてきたパブリセビッチ監督が、

この期に及んで戦術などバスケット以外の問題で選手と話し合わなければならなかったのは、

なんとも心細い。


地理不案内で物騒な外国ならいざ知らず、せっかくの日本開催である。

宿舎に閉じこもって陰気に過ごすより、できることなら、

ファンとも交流して明るくチームを勢いづけてもらいたいものだ。


仰るとおり。ホントに何を今更?的な話です。

そろそろパプリセビッチ監督の進退問題も出てくるでしょう。