「おじいちゃんが危ないから」

と言われて、午後から会社を休んでお見舞いに行ったのが火曜日

酸素マスクをつけて苦しそうなおじいちゃんに

涙が出そうになった

そのあとは喪服の準備をして

電話がなるたびビクッとして

今週末はお通夜になると思ってた。

だけど

今日はまた

"お見舞い"に行った

酸素マスクも外れていて

火曜日より元気だった

ただ

意識は朦朧としてるし

もう歳なので痴呆も始まっている


ここが病院だということを

理解するのに時間がかかる。

父に教えてもらって


家に一人でいるおばぁちゃんを心配する

「母さんがここに来るのは難しいから俺が会いに行くんだ」

と言ったおじいちゃん。


「今一番会いたいのは母さんだから」

と言って口をきゅっとして目に一杯涙をためたおじいちゃんを見て

私が泣いてしまいました

おじいちゃんは病室で

おばぁちゃんからの手紙を嬉しそうに読んでいた

「これはラブレターだから」

と言って

15年以上前に胃ガンの手術をして全摘し

10年くらい前に腸が破裂しているおじいちゃん。

今回もお医者さんから

「2,3日がヤマです」

と言われていたのに今日は元気だった


おじいちゃんの生命力の強さを改めて感じた

だって

もう90近いんですよ。

おばぁちゃんとおじいちゃんが

また

自分達のおうちで会える日が

来るといいなぁ。

母方の祖父母がいないので

私にはおじいちゃんおばぁちゃんが一人ずつしかいないから

いっぱいいっぱいかわいがってくれました。

ほんとに大好きです。

また会うときは「お見舞」でありますように。