私が3歳位の頃の話だと思います。

 

親父が仕事から帰って来ると、親子3人か

 

母親も一緒に銭湯へ行ってました。第三福

 

寿荘には当然「お風呂」はありません。

 

この頃は「内風呂=家のお風呂」はまだま

 

だ未整備の頃で、あっても小さなお風呂で

 

した。さて、ある日親父と兄弟でお風呂へ

 

向かいます。銭湯までは「5分」掛からな

 

い距離でした。(現在は廃業みたい)

 

往きしなに、兄が道に落ちていた何かを

 

蹴ろうとして、親父に咎められます。

 

「なんでも蹴るな!!」と・・・

 

そしてお風呂へつかり帰り道、親父が私に

 

気を取られている間に、兄貴は「シュート

 

」してしまいます。「ガチャ」と音がして

 

兄貴の「痛っ」って声が聞こえます。その

 

場にうずくまる兄貴。蹴ったのは「割れた

 

ガラス瓶」でサンダル履きの素足を鋭利な

 

ガラスでざっくりやってました。親父は

 

慌てて兄貴を担いで、私の手を取り家へ

 

ダッシュ。その後どうなったか記憶が薄い

 

のですが、病院へ行って「7針」位は縫

 

ったはずです。兄貴の右足にはその後

 

「ミミズ腫れ」の様な「縫い跡」が今で

 

も残ってます。「なんでも蹴るな」という

 

か、道にそういう物が落ちている時代でし

 

たし、兄貴はなんでも蹴る習性がありまし

 

た。その後高校で「サッカー部」に入って

 

ましたけどね。笑・・・