いつも小角の隠れ宿の暦を見ていただいてありがとうございます。


早速ですが、10月4日の暦です。本日も、よい時間、よい方位で、吉を迎えてみて下さい




【時間の吉凶の見方】方位含む

まず1日の吉凶については、2時間単位(方位)を二重丸上三角バツブルー星節分によって、良し悪しを表記してあります。『江戸時代の陰陽師土御門晴親公(安倍晴明公直系の子孫)』が残された「逐日選時諏吉避凶」を参考にしており、これは当日の時間帯によって、吉や凶の時間帯があります。出来るだけ凶を避け、吉の時間帯に行動する事で、日々の生活の中で吉を招くようにしたものです。自分自身の行動によって吉を迎え入れる、それが「逐日選時諏吉避凶」という事になります。


全てではありませんが、実際に事故やトラブルはバツブルー節分の時間帯(方位)で起こりやすいと理解してみてください。逆に二重丸星のマークは私達を助けてくれる神様が動いているので、吉の時間帯となっております。当日の節分バツブルーのマークを避けて、星二重丸の方位や時間帯を上手く活用してみて下さい。

 

使用例としまして、節分の時間帯に仕事の取引先に連絡をしたとします。その時は相手側に忙しくしていて気持ちに余裕がない状態であったり、何かしらトラブルが発生しているなど、相手側に何か負の状況にある可能性が高いと想定します。その為に慎重に行動する、自分の行動に活用するイメージです。二重丸星の吉の時間帯はうまく進みやすい、順調に推移する可能性の時間帯ですから、積極的に物事を進めていくと良いと解釈します。


また方位については、十二支(子丑寅卯...)で示してあり、下記に方位図がありますので、自分の住んでいる場所(家やホテル、旅館等)から見て、本日はどの方位が吉なのか、又は凶なのかを判断してみて下さい。


この様に1日の流れ、また当日の方位を理解して、この大変なの世の中を、上手く乗り切ってみてください。また吉凶の下にはご縁のある神様【縁日】が書いてあります。ご縁のある神社仏閣を巡ったり、手を合わせて祈ってみたり、個々に神様とのご縁を繋いでいただいて、この世の中に生きるすべての人の苦労が少なくなる、そのような生活になることを願っております。

 

【本日の吉凶】

  時間   十二支(方位)吉凶 

23〜01時 子( 北 )上三角

01〜03時 丑(北北東)上三角星

03〜05時 寅(東北東)二重丸

05〜07時 卯( 東 )二重丸

07〜09時 辰(東南東)バツブルー

09〜11時 巳(南南東)二重丸節分

11〜13時 午( 南 )上三角節分

13〜15時 未(南南西)バツブルー星

15〜17時 申(西南西)二重丸

17〜19時 酉( 西 )バツブルー

19〜21時 戌(西北西)上三角星

21〜23時 亥(北北西)二重丸

 

【吉凶の見方】

大吉:二重丸星(2つ揃うと大吉)

 吉:二重丸二重丸があれば吉)

小吉:上三角星(2つ揃うと小吉)

末吉:バツブルー星(2つ揃うと末吉)

 平:上三角上三角1つで平)

   バツブルー星バツブルーでも星あれば平)

 凶:バツブルーバツブルー1つで凶)

   二重丸節分二重丸でも節分鬼がある時は凶)

   上三角節分(鬼がいるので凶)

大凶:バツブルー節分(2つ揃うと大凶)


【縁日】

[神道]

諏訪大明神(諏訪大社)

[仏教]

燈明佛

[陰陽道]

・北斗七星(10月3日〜10月11日まで下天[天界から人間界にきている事]しておられます)





ここからは、買い物によって運気を上げたり、爪を切って健康運をあげたりする項目となっております。少し参考にしてもらい、運気をあげていただけると嬉しいです。

【買物】継続運アップ(本日3倍アップ。少し長く使えるものを購入すると運がアップします)

【爪切】手🖐️爪を切ると健康運がアップします。

【夢話】ー

【食と性】ー

【沐浴】吉

【妊娠】大吉

【吉色】白

【トラブル】攻勢。積極的に活動すると良い。

【善行(当日すると良い言動)】

・上品にする

・柔軟に対応する。

・穏やかに人に接する。

・誰にでも親切にする。

【悪行(当日してはいけない言動)】

・対処が厳しすぎる。

・自己中心的。

・慈悲の心が欠ける。

・上部だけで同情する。


※善行悪行は、その日の行動基準となります。意味は言葉の通り、善行は良い行動(行い)、悪行は悪い行いです。良い行いをすると徳が上がり、運も上がります。悪い行いをすると過失が増え、過失が増えていくと運が下がると考えてみて下さい。

※夢の呪文、沐浴法などは下記参照のこと


 【10月3日〜10月31日の古伝】

戌の方位(西北西方位)に炭五斤(三㎏)を埋めると火災を逃れる。

・生姜を多く食べると病気の因となる。

・霜のかかった瓜を食べると胃病になる。

・はじかみ(山椒)を食べると眼病になる。

・甘さを省き塩辛さを増して腎気を養うとよい。


11日:枸杞を酒に浸して飲むと髪の光沢が増し、また一切の流行病にかからない。また枸杞湯で入浴すれば寿命が伸びる。菊の花で醸した酒の香りは頭痛に不思議に効くとされます。

20日:遠方に引越するとその土地に居つかず、思いがけない災厄に遭う。

31日:沐浴して心身清め、翌日(旧暦10月1日)を待てば大いに吉事あり。


*昔の言い伝えなので、現代では通用しないものもあります。その点をご了承のうえ楽しく読んでいただければと思います。



 

 ここからはマニアックになりますが、当日の暦のデータを少し細かく書いてあります。例えば、昔の暦は下記のようになっていました。


この様な感じで、昔の方は暦を見ておりましたが、これでは現代だと理解しづらいので、少し分かりやすく書き換えてあります。


【本日の暦データ】

【行事】七曜陵逼の期間

【吉凶】平日

【新暦】10月4日

【旧暦】9月2日

【七曜】金曜日

【干支】辛丑

【十二直】定

【宿曜】房宿

【太歳神】太歳後(北の宮殿:健康に気をつける・掃除をする・下のものを助ける期間)

【大将軍】申酉(西南西・西方位)

【日遊神】太微宮(天一天上・天界におられます)

【金神】午未申酉(南・南南西・西南西・西方位)

【黄道】秤宮

【土公神】小槌悪日(水道周辺の土を掘り返すと神の祟りとなります。ご注意下さい)

【土府神】未(南南西方位)

【伏龍】四隅(北東・南東・西南・北西方位) 



ーーーここからは方位・呪文・沐浴の説明ーーー


【方位について】

因みに方位は自分の住んでいるところから見て、北、東、西北西など方位を考えていきます。東西南北などがどの方位に当たるのか、方位は下記の図を参照してみて下さい。

 



 

【呪文について】

安倍晴明公の安倍家(土御門家)と両極をなす賀茂家陰陽師の賀茂在盛公が書き残したものが、吉日考秘伝(陰陽道書)になります。その陰陽道書の中に書かれている呪文が「四海呪」「夢を見た時の呪文」になります。

「四海呪」は鬼や霊、又は邪気に取り憑かれない様にするものです。取り憑かれたなど気になる時は呪文を唱えてみてください。

また「夢を見た時の呪文」と言うのは、尸守鬼(ししゅき)と言う鬼(顔は可愛い子供で、体は黒い毛に覆われている犬の姿をしています)がいまして、その鬼が人間に夢を見させて、その気を吸い取るという事をします。その鬼が出てくる日は上記の夢の話の欄に「夢を見た時は呪文を…」と書いてある日に唱えてみてください。

 

【四海呪】

・鬼(霊)を避ける・病気祈願は37遍

・外出、病室入室は3遍

東海神阿明 とうかいのかみあみょう

西海神祝良 せいかいのかみしゅくりょう

南海神巨乗 なんかいのかみきょじょう

北海神禺強 ほっかいのかみぐうきょう

四海大神  しかいのおおかみ

百鬼を退け ひゃっきをしりぞけ

凶災を蕩う きょうさいをはらう

急急如律令 きゅうきゅうにょりつりょう

 

【夢を見た時の呪文】7回唱える

赫々陽々 かくかくようよう 

日出東方 にちでとうほう 

断絶悪夢 だんぜつあくむ

辟祓除不詳 へきばつじょふしょう  

急々如律令 きゅうきゅうにょりつりょう

*7回呪文を唱えれば「尸守鬼」の縁は一旦切れます。唱えた後であれば夢の話をしても大丈夫です。

 


【沐浴について】

北斗七星の神々に手を合わせて、日々積み上げている過失を解除してもったり、憑いている厄神の気を降ろしてもらう為の、北斗沐浴法を書いておきます。

 

1、浴室でシャワーを出します。

2、北を向いて邪念を鎮めます。

3、上合掌(額の前で両手を合わせて合掌します)

4、沐浴の呪文を 3回 唱える

 太上虚無 北帝 七元諸天尊(たいじょうきょむ ほくてい しちげんしょてんそん)

5、鳴天鼓を三十六回(鳴天鼓とは叩歯の一つになります。口を閉じて、口を膨らませて、上下の「前歯(4枚)」を噛み合わせて、カチカチと音をさせます)

6、シャワーで両手を清めます。

7、両手で水をすくい、口をゆすいで、水を吐きます(3回)

8、両手で水をすくい、両手を揃えたまま、顎から額、頭頂を通りすぎて、後頭部まで手を持っていって、穢れを落とす(3回)

9、両手で水をすくい飲む(3回)

10、中合掌(胸の真ん中で両手を合わせて合掌)しながら、頭頂から水を浴びて沐浴呪を唱える(9回)

太上虚無 北帝 七元諸天尊(たいじょうきょむ ほくてい しちげんしょてんそん)

11、水から出て、北斗の神々に中合掌で拝礼する。

12、3〜11をあと2回繰り返す。