山本文緒さんの「無人島の二人」を読んでから、やっぱり読んでいこうと思って。
まずは短編集。
本当は、自転しながら公転する を読むべきなのだろうけど。
年末の慌ただしい今は、隙間で読めるものを。
お仕事小説ですね。
みんな一生懸命生きてるなあ、と、改めて。
私は新卒で入った会社を5年で辞めました。
朝、出社してて、空を見上げて。
あと、何年この道を歩かねばならないのだろう、と、思ったら。
辞めよう!
と、何故か吹っ切れた。
仕事の内容はとても好きだったのだけどね。
きっと当時は伸びに伸びたゴムだったんだろう。
あと少しすれば、パンと弾けて。
もう、元に戻れない状態だったのだろう。
辞めて正解だったなあと。
ただ、5年間で学ばせていただいた、仕事への姿勢。
そこが私のベースになっている気がします。
今の会社で31年。
しんどいけど楽しい。
