横道世之介吉田修一さん!ありがとうございます!って叫びたくなるくらい。好き。世之介シリーズ。淡々となんら事件が起こるわけではなく。もう、普通の日々。でも、それがかけがえのない時間なのだ、と、気づかせていただき。読み行くたびにうっと、泣いてしまう、わたし。ここ。好き。同じように見えても、やっぱり少し違う。二千花ちゃんがそこにいた世界と、最初からいなかった世界ではやっぱり何かが違う。それが。一人の人間が生きたってことですよ。世之介に会いたいなあ。