あさのあつこさん著
どうあろうとも、母は娘を思い、娘は母を思い続けていくのだろうか。と。
自分を振り返ると、歳を重ねれば重ねるほど、母を思うようになったかなと。
三人姉妹の真ん中で、親には手をかけずに育ったと思います、私。
というか、自由に、やりたいように、生かしてくれた、両親だったなあ。
人生の選択で、反対されたことがないなと、気がついた。
といって、放任されていたわけではなく。
めっちゃ心配性な母で。それは、今も変わらない。
でも、心配だからと、娘の歩む道を遮ったことは一度もなかったですね、父も母も。
感謝しかないなあ。
この感謝は、我が子に返そうと思います。
子どもたちが行きたい道を進めるように、背中を見つめていきたいな。ときにそっと背を押したり、肩に手を添えたりしながら。
なんてことを思った一冊でした。
ありがとうございます。
