日本に帰国してから、約11ヶ月。

真のグローバル教育なんて、今の日本の教育の在り方では難しいと思う。

小学校一年生から中学校二年生まで現地校で学び、日本語は、家庭内での会話とTVや本や音楽を通じて、覚えてきた娘。

4月からスクールカルチャーショックと言葉の壁と闘いながら、中3の勉強と同時進行で必要な学習も含めて、中1から遡りつつ、必死で勉強してきました。


本当によく頑張っていて、そんな娘を誰がなんと言おうが、誇りに思っています。

ノンノンは、

だって、辛い時もあるけど、日本語で勉強が出来るようにならなきゃ、日本の学校では、オーストラリアでESLサポートがあったみたいに、私に日本語授業をサポートしてくれる先生はいないし、習った事がないことを教えるてくれる先生もいない。
高校進学も義務教育ではないから、点数とらなきゃ、英語が出来たって、行きたい学校に入れないでしょ。

と、本人、痛いほど、現実を受け入れています。


この短期間で、漢字テストは、0点から満点になり、解けなかった文章問題も少しずつ出来るようになっている。

意味は、100%分からなくても長文も読めます。

それでも日本人学校に通っていたり、2年ぐらいの滞在で、現地でも日本人のための塾に通っていた一般的な帰国子女の子供達と比べたら、その努力も対等に受験で戦えるレベルの日本語作文力や数学の文章問題、国語の長文読解で高得点をとるのは、とても厳しいです。


神奈川県の公立高校の志願倍率が発表されました。

帰国生入試枠。

70人受け入れのところ、86人志願者。

去年より倍率が上がり、1.23倍。

16人は、残念な結果になります。

そのうち、本当に帰国生枠を必要とし、入学後に取り出し授業のサポートが本当に必要な帰国生は、どのぐらいいるのか?


駐在員で、長期滞在で現地校しか通える学校がなかった家庭ももちろんいると思います。

ですが、日本人学校で、一応、日本の義務教育課程の学習をしてきたお子さんは、入学後に日本語補習や個別指導の取り出し授業は、本当に必要なのか?

帰国生枠入試も3科目の得点、面接、作文の得点の総得点が高い子供から合格します。

一般枠より、総得点が低いので、滞在2年の条件に満たせば、こちらで受験したほうが、少しハードルの高い学校に合格出来る可能性が上がるため、帰国生入試枠なのに、日本語も日本の学習も習得出来ていない長期滞在者には不利な状況になっています。

裕福な家庭なら、そんな辛いを子供にさせず、年間300万の学費を払ってでもインターナショナルスクールに入れるはず。

うちみたいに、一般家庭では、厳しいので、日本の学校に行くしかありません。

そういう子供達は、うちの子だけではなく、国立の帰国生入試の編入学でも、普通の日本の学校には行きたくないと泣いていた子供を見てきました。

普通の中学校に入り、本当に苦労し、高校では、帰国生サポートがある学校、同じような境遇で分かり合える友達がいる学校、グローバル教育と掲げている学校で、個性やバックグランドの違いを認め、理解ある先生の下で学びたいと思っています。

なのに、帰国生入試枠で、高得点を取れず、ふるいにかけられてしまいます。

私立ですら、高校からになると、受入れ校、帰国生のサポートがある学校は、あまり選択肢がありません。

そんな子供達は、数少ない学校の中で戦っています。

入れる学校に行くしかない。

中には、選択肢が、定時制や通信制しかない子どももいます。

外国籍なら、外国人枠入試という道もありますが、日本人国籍なら、短期だろうと長期だろうと、日本人学校だろうと現地校だろうと、帰国生入試枠です。

日本の帰国生は、多様化しています。

残念ながら、まだ閉鎖的で、長期海外組帰国生は、ある意味、日本の教育難民だと思っています。

子ども達の為に、帰国生入試枠を見直して欲しいです。

帰国生入試枠を二分化して欲しいです。

グローバルスクール化というなら、そんな日本の受験システムに苦しむ彼らを見捨てないで欲しいです。

なんか、とても矛盾しています。

そんな事を思いながら、ノンノンは日本の高校受験を頑張っています。