どうして勉強しなければいけないの?
こんばんは。学習空間オズの田中です。
三田市の公立中学校では続々と期末テストが
返却されています。
当塾でも生徒たちが続々と結果報告をしてくれて
いますが、結果はもちろん様々。
今回納得できた生徒もそうでなかった生徒も次に
つなげるため、今から何をやるべきか、を考えて
ほしいと思います。
さて、ここからが本題です。
11月27日付の朝日小学生新聞の1面に
天才数学少年の記事が掲載されていました。
小学5年生にして、大学生やおとなレベルの
実用数学技能検定(数検)1級に合格した男の子の
話ですが、この記事の見出しは
「問題は解けるまで考える」でした。
もちろん、この少年は能力的にも非常にめぐまれて
いるのでしょうが、「あきらめない」という気持ちを
数学の勉強を通して身につけてきたのでしょう。
時には、どうしても解けなくて苦しい思いをした
こともあったでしょう。
当塾ではよく生徒たちが
「何で勉強せなあかんの?」
「こんなんやって大人になって意味あるん?」
とぼやいています。
私は大学卒業後、12年間塾業界とは関係のない企業で
勤めてきましたが、その間、「関数」や「図形の証明」
の問題など会社で一度も解いたことはありません。
じゃあ、何で勉強しなければいけないのか。
中学生の勉強って大人になって意味があるのか。
偏差値の高い大学に入って、大企業に入社するため?
現実として、それもあるでしょう。
偏差値の高い大学に入って、大企業に入社できれば
経済的に豊かな生活を送ることができる可能性は
高くなるでしょうから。
でも、勉強を通して子どもたちに身につけてほしい
ことは、「困難なことに立ち向かっていく姿勢と
自分の力で乗り越えていく力」です。
中学生で学習する数学の内容は決して簡単なことでは
ありません。子どもたちにとって、今の自分より少し「背伸び」
しないといけない内容になっています。
その「少しの背伸び」をするのに時に苦痛が伴うことも
あるでしょう。
でも社会に出たら、苦しいことなんていっぱいある。
私自身、新しい仕事を任されたりした時には
「何で俺がやらなあかんのやろ・・・」
「今の俺にはまだ力も経験も足りひん・・・」
「あ~もう嫌や」
という思いを何度も経験しました。
でも、その都度「逃げても結局あとで苦労するだけ」と
自分に言い聞かせて、どうしようもない時には周囲の
人に助けてもらいながらなんとか乗り越えてきたつもりです。
その時に役に立ったのは
「苦痛を伴う少しの背伸び」を何度も経験してきたことです。
思い返せば、その苦痛の原点の一つは、子どもの頃の
勉強かもしれません。
だから今では、人並みには勉強しててよかったな、
と思っています。
辛いことや困難に直面しても
「あの時やれたから、今回も絶対大丈夫!」と
思えるようになりましたから。
こういう経験を生徒たちに伝えていくことも
教育に携わる者の役割なのでしょう。
お問い合わせ
079-563-6893