※記憶障害です 緊迫した状況が続いたためと思われます

 一読された方ごめんなさい 記事を改正します



昨日今日と予想通り めまぐるしく状況に変化が・・・


昨日の金融機関折衝で 詳細な現状報告と今年1年間の現実的な資金繰り表を

作成し持参することになっていました


経理担当役員(“彼”ではない方の)は 必死です

赤字決算書の作成と同時進行なので・・・

しかも通常の資金繰りのため 会社を出たり入ったり


会長は年末より体調が悪く 薬が切れたと言うことで病院へ


私と 体調の悪い“彼”が 会社に残りました

少しの間は社長室に1人でしたが

彼が現れ


「離婚か~・・・」


「クルマ無くなるのか~・・・」


「自己破産の金なんて無いぞ・・・」


「どこに住所移そうかな・・・」


「借入がこんなにあるなんて知らなかった・・・」



う うざい!


「私が平社員の頃から・・・10年も前から経営サイドだったでしょうが!今更 知らなかったって社員に言えますか?自業自得でしょ!」


とうとう言ってしまった・・・

こんな自分のことばかり話す彼

やっぱり可哀相に思えました


そんなこんなの昼下がり

「もうダメだ~!」

と言っていた昨年10月より 再生スキームを組んで

今日まで生き延びさせてくれた先生方が様子を見に来ました


「どうですか?状況は」


「もうダメです・・・来週の長期返済やら外注費やら・・・お金が全然ありません 完全に資金ショートです 各金融機関には昨日 状況説明と追加融資をお願いしてきました・・・」


「1ヶ月や2ヶ月 不義理をしても金融機関は大丈夫です」


「何せ お金がありません」


「7月・・・いや6月末まで生き延びられますか?」


「無理です お金貸してください」


「リミットは何時ですか?」


「・・・今週の金曜日です お金貸してください」


「今進めている御社の不動産売却が軌道に乗りそうなので頑張って7月まで生き延びてください そうでないと売却後のお金も入手出来なくなりますよ・・・法的整理だと」


「お金・・・お金貸してください」


「何とか社員さん 7月まで協力してくれませんか?」


「無給で・・・ははは・・・無理です お金貸してください」


「何とか頑張ってください 手を挙げるのはいつでも出来ます」


「はあ・・・だからお金貸してください」


「また連絡します 頑張って!失礼します」



こちらとしては法的整理まっしぐら

怖い者無しの状態です

タバコを吸って 一息ついていたら

経理担当役員が帰ってきて報告を受けました


な なんと 支援融資の申し出がありました!!!


しかし いくつかの条件があり

①全5行協調融資であることの確認と 確約を取ること

②せめて主要3行の追加融資による支援体制

 および他2行の現状通りの資金繰り体制を 維持する確約を取ること

③外した担保を再度付けること

でした


またまた役員会議

すぐさま会長に連絡を入れ 帰社要請


会長に再度 追加融資の件を報告


これを金融機関のパフォーマンスと取るか?

本当に支援してくれると取るか?

会長も私も経理担当役員も 動揺し決意が揺らぎました

ただ “彼”は社長室に来るものの ずーっと俯いて無言・・・


予測に長い時間は無用だ!行動するべ!


ということで 申し出があった金融機関外の

4行へ21日朝一番で向かうことになりました


廻る順序を整理し 次の通りの順に決定しました

①主要3行のうちの1行 

   規模は申し出のあった都市銀と同等

②主要3行のうちのもう1行 

   当社のメインバンク 規模は小さいが1番の協力行

③他2行のうちの1行 

   追加融資は無理だがリスケ・約定変更は考える意思あり

④他2行のうちのもう1行 

   追加もリスケも無理!くらいの勢いだった金融機関



その後 この予想外の出来事について 4時間くらい話しましたが

疑心暗鬼のまま 一同解散




うう~~~半殺し状態!トドメをさせや!

って気持ちもあり

おお 神よ助けたまえ!

って気持ちもあり


昨日までと違う 眠れない夜 になりました・・・