つづき


士業先生との打ち合わせ&相談会の目的は


会社が法的処理に向かった場合

 

代表取締役はどうなるか?

連帯保証人はどうなるか?

会社および連帯保証人の資産はどうなるか?

連帯保証人の家族はどうなるか?

守りたい資産はあるのか?

資産を守る術はあるのか?


等々 



先ずは 今日の折衝状況聞き取り

現在 会社の手持ち資金状況

債務詳細

資産詳細

会社をどうしたいか?

各個人はどうしたいか?

自宅は守りたいか?

などについて それぞれ回答して

その後 各連帯保証人個別のQ&Aとなりました



午前中に揃えた各資料を 見せた上で

会長と社長(私)は会社と一心同体で

法的処理と同時に自己破産は逃れられないとのこと


他の連帯保証人取締役についても 

保証債務金額によって 5000万円を越えている場合は自己破産

5000万円以下でも 個人版民事再生のメリットは 本件の場合

余り無いらしく十分検討した方がよいとの見解が出されました


会長も私も 自己破産については覚悟していましたし

そうする事で債権者の心情が良くなり 別の何かに波及することを

防ごうと思っていました

特に労働債権を出来るだけ 確保したかったので・・・


残り二人の役員達はというと


一人は資産も守れそうだし 保証金額も少ない

ただ 個人版民事再生を行使することがベストかどうか?

家族と相談して決定することになりました


もう一人は(体調が更に悪くなった役員)

保証金額が大きく 資産もあり 自己破産する方向となりました

今日の役員会以来 ずっ~と打ちひしがれていた彼が

「自宅は守りたい・・・・」

と一言

「術は無い訳ではないですが・・・離婚すれば可能性はあります」


・・・より一層 打ちひしがれてしまいました



普段は あんなに虚勢を張っていた彼も 小さく小さく見えました

経営危機=個人の危機

この認識が 非常に甘かったのだと思います

こんな風に 彼をしてしまったのは

会長と私の責任です

会長が(社長当時から)権限を与え過ぎた

のと

私の放任


こんな事になるのだったら

代表権が付いたときに 辞任もしくは退職させれば良かった

彼には随分と苦労させられたのに 可哀相になってしまいました



また話が逸れてしまいましたが

あくまでも会社が法的処理をした場合の話なので

今日の金融機関折衝での 追加融資に1%でも

望みがある以上 状況が変わる可能性を示唆して

Xデーの決定 法的処理の方法と それに向かうかどうか?

の判断は リミットギリギリの金曜日まで持ち越すことになりました





ここまでが 長く辛い1日 19日でした

20日も またまた 色々なことがあり

ある意味 充実した1日になったのですが・・・