8月12日 20:00開演 『デスノート』 城南アートセンター オペラハウス



初日の観劇は『デスノート』!

もともとこの観劇旅行はこれが観たくて計画したものでした。
JYJジュンスが舞台で歌っているところを一度生で観てみたいな~(でもできればトートじゃないやつがいいな~)と思っていたところに『デスノート』L役決定のお知らせが。
しかも月役がホン・グァンホさん!!!
WEサイゴンのトゥイ役を務めたグァンホさん、観たかったんです...
ミサミサがチョン・ソナさん!(グリンダ!)
レムがパク・ヘナさん!(エルファバ!)



日本版は浦井くんのライトで一度鑑賞。
フランク・ワイルドホーンの曲も好きで
デモ音源もよく聴いてます。(ジェイミー・ジョーダンの月かっこいい!)

平日の公演だったこともあって運良く4列目下手の席がとれました。

基本的な演出や舞台セットは日本版と同じです。
日本版は梅芸の2階席で観たので、細かい演出は見逃してる部分があるかもですが。
あと私韓国語はさっぱりなのでセリフや歌詞の違いなどは全然わかりません。あ、「シンセゲ」はわかるよ。去年映画『新しき世界』にハマったもんで。


◆『正義はどこに(Where Is the Justice?)』
韓国キャスト、アンサンブルもいちいち上手い…
もうここでまず、うぇーい!韓国ミュ観に来たぜー!て感じ。
そしてその厚いアンサンブルの中で圧倒的な存在感を放つ歌声の方が登場。
これが世界のホン・グァンホの歌か…

グァンホさん鍛えてらっしゃるのか胸とか腕とか太腿とか意外とむっちりしてるのね。
制服がぱっつんぱっつんしてて、かわいい。


◆『哀れな人間(Only Human)』
オケピの中からにゅーっと黒い手が伸びて、いつの間にか通路に置かれた林檎を掴む。
リュークとレムが人間界を見下ろしながら「人間て愚かだねー」つって歌うこの曲、すごい好きです。
気怠げなワルツいいですよね。パク・ヘナさんの色気のある声にぴったりです。
レムの衣装の白いマントがふわ~っと宙に舞う感じ、幻想的でイイ。
この曲の最後でオケピを人間界に見立ててリュークがノートを落とすところ好き。

モブの名前も日本版と同じなんですね。
「オトハラダクロ」言ってた。ノートの文字はハングル。
でもラスト、月がリュークに名前を書かれるところは漢字なんですよね。


なんやかんやあってミサミサ登場。
話題のドラマ版と同じく、ミュージカル版でも観れますよ、夜神ペンライト。
チョン・ソナさんはセクシーなお姉さまなのでアイドルというよりは歌手。
ところどころこぶしの入った『恋する覚悟』は唯月ふうかさんの歌ってたそれとは全く別もの。
これはさすがに月より年上設定だよね?まぁいいやソナさん美しいし。

ミサを大人の女性が演じたことで、母性愛っていう印象だったレムからミサへの愛にも恋愛感情みたいなものが垣間見えてすごく濃密な雰囲気でした。
このレムミサ嫌いじゃない。てゆーか好き。


リンド・L・テイラーが殺されて、L登場。
前方席でも野鳥の会のメンバーたちが高そうなオペラグラスを一斉にあげます。
ジュンスはもう、ジュンスの個性が強すぎてLって感じはしなかったのですが(小池徹平のLがものすごく原作に雰囲気を寄せてたからってのもあって)変な摺り足したり椅子にお尻からダイブしたり、不思議な動物をみているようだった。
だぶだぶの白Tがだらーんと下がってて、つるすべの美鎖骨を堪能。
あと最近異様に足に萌えるようになったので素足がたまらんかった。
大学のシーンでは白い靴を履いてるんだけど、テニスする時は脱ぐんだよ…かわいいね…

あと上の動画でも映ってるんですが、1幕ラスト暗転する前に舞台上の通路の手スリに乗るの。
RENTのミミ以上に危ない乗り方すんの。
はらはらするからやめてくれ!
コップのフチ子ちゃんなのかと思ったわ。
カプセルサイズのジュンスLをお持ち帰りしたい。

声量はさすがのもので、世界のグァンホさんと拮抗する勢いがあるのだけど、やっぱり声が独特なのでグァンホさんの歌声との親和性は…ないかな…


レイ・ペンバー殺害でますます修羅の色が濃くなる月。
行動を操られたレイ・ペンバーが山手線の中に消えて行くとこの演出好きです。
この映像の使い方「ゴースト」思い出すな。

デスノートを拾ってからの月の衣装はモノトーンで統一されてるんですが、始め灰色からだんだん色が濃くなっていってラストで漆黒になるんですね。
サユちゃんとのシーンは黒インナーを灰色のパーカで隠していたりして細かい。


◆『ヤツの中へ(Playing His Game)』
もともと原作で月とLがテニスするシーンが大好きなのですが、ミュージカル版はこのシーンを最大の山場として描いていて、月とLがエアテニスしながら歌うこの曲めっちゃかっこいいです。
このシーンを観るために今回の観劇旅行を決めたと言っても過言ではない。
もちろんこのミュージカルにおける盆はこのシーンのために作ったものですよね?

ズンと重く打ち込むグァンホ月と軽やかに返すジュンスLのよいテニミュでした。

この曲、日本版の歌詞がやおいすぎてちょっと腰抜かしそうになったんですけど、翻訳してくださってるものを探すと韓国版もほぼ日本版と同じことを言ってるようでした。
ちょっと引用するのも憚られるような濃厚なやつなんで気になった方は調べてみてください。
孤独な天才2人がやっと対等に戦える相手を見つけた喜びに打ち震える歌ですよね。
憎んでるようで愛してるみたいな、疑ってるようで心から信じてるみたいな月とL。

話が逸れますが私は腐ってるか腐ってないかで言うと完全に腐ってる方だと思うんですけど、なんかべつに男同士がチュッチュしてたり壁ドンしたりとかに萌えるわけじゃなくて、ただ人間2人の完全に対等な関係っていうものを見たいだけなんですよね。
そこに性愛が介入するとどうしてもバランスが崩れてしまう気がするので。
女の立場の自分からするとフィクションの中の男女の関係になかなか対等性を感じられないってだけで、べつに男同士だということにこだわりがあるわけではないんだと思う。
マックスとフュリオサとか、性を感じさせない対等な男女の関係はふつーに萌えますよね。

なので正反対の立場なのに似ていて同じ力量で戦う月とLには超萌えるし、だからこそ月は天才でなければいけないんだよ?わかったか?テレビドラマ版よ。

デスミュのテニスシーンはもう歌詞があからさまに魂でまぐわってますもんね。
キスよりすごいテニスって本当にあるんだよ☆っていう。そういう感じでしたね。


でラスト。
グァンホさんはどう見ても人好きのする好青年という出で立ちの方だし、ドス黒いこと言ってたとしても韓国語で何言ってんのかわかんないし、正直そんなに悪いヤツに見えないなと思ってたんですけど、ラストのグァンホ月の邪悪な笑い声、ぞぞぞって一気に鳥肌断ちました。
今も耳に残る笑い声…グァンホさん恐ろしい。


なんか正直色々惜しいなーってところも多々あるデスミュでしたが、個人的にはテニスシーンを山場として持ってきてくれただけでかなりの満足度は得られます。
楽しかったし萌えたけどグァンホさんには役不足だったのではーって思っちゃいましたね。
でもほんっとに豪華なキャストで観られてめっちゃ贅沢でした。
ようやくミュージカルやってるジュンスを観られたし!かわいいジュンスが観られる演目でそれが叶ってよかった。

ワンキャストで3ヶ月走り抜けたの、すごいですよね。お疲れさまでした!
なんとなく再演はなさそうだし、CDくらいは出して欲しいなー。