映画「ロパートキナ 孤高の白鳥」を見てきた。
バレーは門外漢で、舞台に足を運んだのは
友人の誘われて2、3回、だ。
今回の映画も、バレー好きの友人に誘われなければ
見に行かなかっただろう。
ロシアで最も格調の高いバレエ団として称えられる、
マリインスキー・バレエのプリンシパル、
ウリヤーナ・ロパートキナのドキュメンタリー映画。
「手足が長くて本当に白鳥みたいなの♪」と
友人が目をハートにして何度も語っていたが
今まで興味を持てなかった。
今回も、舞台を映画で見ても・・と
あまり気のりがしていなかったのだ。
が、
見終わった今、激しく今までの自分の行動に後悔している。
あ~あ、彼女が公演に誘ってくれた時に、
無理しても行けば良かった・・・
スクリーンを通して、なのに
舞台の空気感が伝わってくる。
重力を感じさせない、研ぎ澄まされた肉体、精神。
息をのんで、スクリーンを見つめてしまった。
修道女の様な雰囲気を漂わせて
想像を絶する程ストイックな日々を送っているのに、
一児の母として大地に根の張っている安定感。
アイドル・俳優・音楽家・スポーツ選手・アーティスト。
人前に立って、何かを表現する職業の人にとって
当たり前の事なのかもしれないが、
才能に恵まれ、
自分が選ばれた人間であると自覚した上で努力し続ける。
それを全う出来る人がどれだけいるのだろう。
覚悟を持って前に進んでいる
同世代の彼女の姿に深い感動を覚えた。
バレー好きな方達だけでなく、
出来れば私みたいにバレーに興味のない
同世代の人に見てもらいたいなぁ・・・・
全国の映画館で公開されている様だし、
そのうちDVDも出るだろうから。
迷っている背中を押してもらえる様な、
本当におすすめの映画だ。